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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第237話
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クク……いい感じに”死合”の空気になったな。
するとその時聞き覚えのない男性の声が聞こえ
「何者……!?」
「ええっ!?こ、この声って確か……!」
「”執行者”No.[――――”痩せ狼”ヴァルター!」
声を聞いたエリゼは周囲を警戒し、声に聞き覚えがあるミントは驚き、ヨシュアは厳しい表情で声をあげた。するとサングラスをかけた男性がカンパネルラの傍に現れた!
「ぬ!貴様は確か”リベールの異変”の際余達メンフィルに討ち取られた”結社”の”執行者”!」
「な、何であんたまでいるのよ!?」
「確か彼は”冥き途”にいるとナベリウスさんは仰っていましたが……」
”リベールの異変”時自分達の前に立ちふさがった強敵であり、メンフィルに暗殺された”結社”の”執行者”―――”痩せ狼”ヴァルターの登場にリフィアは目を見開き、エステルは信じられない表情で声を上げ、リースは真剣な表情でナベリウスに視線を向けた。
「ん………あの人……間違いなく来た……何で………いるの……??」
「恐らく先程の”環の守護者”が現れたように、この城全体にかけられたユリスの力を宿したあの宰相の罠によって具現化したのでしょうね。」
「おいおい、勘弁してや……本格的に”影の国”みたいに何が出てきてもおかしくない状況になってきたやんか。」
「フム……しかし何故私達の前に彼が現れたのだろうね?彼と因縁がある人物は私達と共にいないのに……」
首を傾げているナベリウスの疑問にエイドスは答え、エイドスの説明を聞いたケビンは疲れた表情で呟き、オリヴァルト皇子は真剣な表情で考え込んでいた。
「ハハ、もしかしたらそいつと因縁がある”俺達”が近くまで来たからかもしれないな。」
するとその時男性の声が聞こえ
「へ……」
男性の声を聞いたマキアスは呆けたその時カンパネルラ達の側面から大きな”気”の弾や斬撃波が襲い掛かった!
「おっと!」
「!!」
「…………」
突然の奇襲に気付いたカンパネルラ達は回避行動に移ったが、その瞬間を狙ったかのように短剣や偃月輪、そして無数の法剣の刃と銃弾が襲い掛かり、カンパネルラ達にダメージを与えた!
「今の武器は……
偃月輪
(
えんげつりん
)
!?まさか……!」
「しかも法剣を分裂させる
技
(
クラフト
)
も放たれたけど、一体誰が……!」
カンパネルラ達を強襲した武器や攻撃を見たアンゼリカとルフィナが驚いて仲間達と共に攻撃が来た方向に視線を向けるとそこにはリィン達とは別方向のルートからエオリアを含めた多くの正遊撃士達、そしてスカーレットとキリカが姿を現した!
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