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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第236話
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クレハが苦笑している中、エステルに指摘したサティアの言葉を聞いて慌てている様子のシュリを見て首を傾げているサリアにマリーニャは疲れた表情で指摘し、レシェンテは呆れた表情で溜息を吐いた。
「えっと………随分と変わった性格をしているのね、”正義の大女神”は。」
「ロカ……サティアがああなったのはエステルが原因だ。断じてサティアは元からあんな性格ではない。」
(クク、まさかセリカが突っ込み役を務める羽目になるとはな。これも女神の性格を変えたエステル嬢ちゃんの影響じゃろうな。”神殺し”であるセリカもエステル嬢ちゃんの影響を受けるのも仕方ないという事か……ハハハハハハハッ!)
気まずそうな表情をしているロカに視線を向けられたセリカは疲れた表情で指摘し、その様子を見守っていたハイシェラは腹を抱えて笑い
「だから何でみんな、あたしのせいにするのよ!?それとサティアさん!あたしを”お母さん”って呼ばないでって何度言えばわかるのよ〜!?」
「ま、まあまあ……落ち着いてよ、ママ。」
「いや、フェミリンスの件を考えたらどう考えても君が一番の原因だよ。」
「同感ですわ。特にアストライアは私と違って赤子の頃から母である貴女に育てられたのですから、貴女の影響を受けるのが自然の節理ですわ。」
セリカとサティアを睨んで指摘するエステルをミントは苦笑しながら諫めようとし、ヨシュアとフェミリンスはそれぞれ呆れた表情で指摘し、その様子を見守っていたリィン達は冷や汗をかいて脱力した。
「え、えっと……そう言えば遊撃士の方達の中で姉様と同じ剣技を使っている女性がいましたが……もしかしてあの女性も兄様達と同じ”八葉一刀流”の剣士なのですか?」
「ええ、アネラスさんも八葉一刀流の剣士ですよ。」
「ちなみにアネラスさんはユン様の孫娘よ。」
話を変えたエリスの疑問にツーヤとエリゼはそれぞれ答え
「”剣仙”の孫娘だと!?」
「老師に孫娘がいらっしゃる話は聞いた事はあるけど、まさかあの人がそうだったなんて……!」
「ほう……機会あれば手合わせを願いたいな。」
アネラスの親類で意外な人物の名前が出るとユーシスとリィンはそれぞれ驚き、ラウラは興味ありげな表情をしていた。
「女性の遊撃士で思い出しましたが……先程のシェラザードという方がもしかしてお兄様の話にあったリベールの旅行中で出会ったというお兄様の運命の方なのですか?」
「フッ、その通り。そしてユリア准佐は私にとってのシェラ君のように我が親友ミュラーにとって運命の赤い糸で結ばれた女性さ♪」
「まあ♪」
「全くデタラメな情報をアルフィン殿下に吹き込むな、阿呆!」
自分の疑問に答えたオリヴァルト皇子の答えを聞いたアル
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