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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第235話
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……!」
「と、特務兵!?しかもカノーネ大尉まで……!」
黒装束の兵士達の登場にゲルドは不思議そうな表情をし、ミュラー少佐は目を見開き、エステルは信じられない表情で声を上げた。そして黒装束の兵士達に続くようにリベール王室親衛隊もリシャール達の背後から姿を現した後黒装束の兵士達と共に猟兵達との戦闘を開始した!
「あの人達ってもしかして……!」
「フフ、間違いなくリベール王室親衛隊だよ……!」
「い、一体何がどうなっているの〜!?」
「よくわからないが……オレ達にとっては心強い援軍である事には間違いないな。」
親衛隊の登場にアリサは目を見開き、アンゼリカは口元に笑みを浮かべ、ミリアムは混乱し、ガイウスは静かな笑みを浮かべた。
「馬鹿な……何故通常の武器の攻撃が効いている!?亡霊には通常の武器は効かないのだぞ!?」
一方ワイスマンは猟兵達が圧されている様子を見て狼狽えた。
「ふふっ、エレボニア存亡会議で現れた領邦軍の亡霊の件を考えれば”真・煌魔城”にも亡霊達が待ち構えている事は明白。―――ならばその対策として亡霊に効く武器を用意すればいいだけの事だ。」
「ええっ!?い、一体どうやって亡霊に効果的な武器を用意したのですか?」
「まさか……―――アンタ達メンフィルによる提供かしら?」
リシャールの説明を聞いたエマは驚き、あることを察したセリーヌはプリネ達に訊ねた。
「フフ、正確に言えば私達は彼らの得物に聖なる力を付与する事ができる技術を持つ職人である”工匠”達との繋ぎ役を務めただけですよ。」
「こ、”工匠”って事は……!」
「ディオン卿達か……!」
プリネの答えを聞いたマキアスは目を見開き、ラウラは声をあげた。
「―――その通りだよ。」
するとその時ウィルがセラウィや多くの仲間達と共にリシャール達とは別の方向から姿を現した!
「おおっ!まさかこのタイミングでお主達も現れるとはな……!」
「もしかして出るタイミングを狙っていたの?」
ウィルたちの登場にリフィアは嬉しそうな表情をし、エヴリーヌは首を傾げて訊ねた。
「アハハ……偶然だよ。」
「フフ、それにウィルはそんな事が出来るほど器用ではありませんよ。」
「そうそう!第一ウィルがそんなことをしたら別人じゃないかって疑うよ!」
「同感だ。―――それよりも偶然とはいえ、ちょうどいいタイミングで”本隊”と遭遇できたようだな。―――ウィル。」
ウィルが苦笑している中、微笑みながら呟いたセラウィの言葉に桃色の髪の魔術師の女性は頷き、魔術師の女性と共に同意した黒髪の女性剣士は状況を見て呟いた後ウィルに視線を向けた。
「ああ。――――エステル、こ
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