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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第234話
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、私達と相見えたかったとは見損なったよ。」

「お兄様……」

口元に笑みを浮かべているブルブランの言葉を聞いたプリネは呆れ、溜息を吐いた後真剣な表情でブルブランを見つめるオリヴァルト皇子をアルフィンは心配そうな表情で見つめていた。

「クク、ちなみに私も彼同様知り合い達との再会を望んでいたのだよ?」

するとその時ブルブランとは違う声が聞こえた後ブルブランの隣に眼鏡の男性の亡霊が現れた!



「!あの方は……!」

「”教授”!?2年前に死んだ貴方まで”鉄血宰相”に協力しているなんて……!」

「”教授”……結社の”蛇の使徒”の第三柱―――”白面”ゲオルグ・ワイスマンね。」

「何ですって!?」

男性の登場にシャロンは目を見開き、クロチルダは信じられない表情で声を上げ、クロチルダの言葉を聞いて目の前の男性――――ワイスマンの正体に気づいたセリーヌの言葉を聞いたサラ教官は血相を変え

「彼が”最悪の破戒僧”にして”白面”……!」

「確か彼の者は2年前の”リベールの異変”でそちらの神父に”狩られた”という話でしたが……」

「奴もしぶとくこの世に留まっていたということか。」

「……哀れな人ね。」

「やれやれ……”煉獄”に続いてここでもまた会うとか、つくづく奴とは縁があるな……」

「ケビン……」

ルフィナは厳しい表情でワイスマンを睨み、フェミリンスはケビンに視線を向け、セリカは静かな表情で呟き、サティアは憐みの目でワイスマンを見つめ、溜息を吐いた後冷徹な笑みを浮かべるケビンをリースは心配そうな表情で見つめ

「し、しつこいわね〜!”リベルアーク”で死んだ後”影の国”では”煉獄”で化けて出てケビンさん達にやられて、”碧の大樹”でも化けて出てあたし達にやられた癖に、また化けて出るとか何回やられたら懲りるのよ!?」

「アハハ……厳密に言えば”影の国”の”教授”もそうだけど”碧の大樹”で戦った”教授”は”本物の教授”じゃないから、ミント達が”本物の教授”と戦うのはこれで2回目だよ、ママ。」

ジト目になって呟いたエステルの言葉を聞いたミントは苦笑しながら指摘した。



「今更結社の最高幹部が増えた所で、お前達なぞ余達の敵ではない!」

「フフ、それに以前と違い、私達もいるのですから貴方達如きすぐに滅してさしあげますわ。」

「精鋭部隊の中でも”本隊”である我らを阻もうとしたことに後悔しながら、滅されるがいい。」

「くふっ♪またエヴリーヌ達に嬲り殺される為に現れるなんて馬鹿だね♪」

リフィアは堂々と胸を張って答え、シグルーンとゼルギウスはそれぞれ全身に莫大な闘気を纏い、エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべて武器を構え、仲間達も続くように武器を構えた。

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