暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
アギト 〜死にかけのWORLD LINK〜
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して蒔風が開翼し、さらなる切札を――――!!

【KAMEN RIDER AGITO】-WORLD LINK- 〜WEPON〜



蒔風の背の翼が粒子となって散る。
その粒子はアギトの背に宿り、ふたたび翼として顕現する!!!


「(まずい・・・あれは闇の力すら恐れた人類の可能性・・・・それにあいつの翼が付いたら!!)ッッッチィ!!!」

「かましてやれ・・・・・」

ドシャリ、と倒れ込みながら、蒔風が指を指してクンッ、と標的を指し示す。
そして、最後の一撃が

【KAMEN RIDER AGITO】-WORLD LINK- 〜FINAL ATTACK〜




「ハァァァァァァァァァァ・・・・・・・」

アギトの足元に紋章が輝く。
そのエネルギーを右足に込め、その翼をもって上空へと飛びあがる!!!

「ハッ!!オオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」



そしてキックの体勢をとると、「奴」までの直線上に、四つの紋章が浮かび上がる。
一つ目はアギトの、二つ目はギルス、三つ目はG3-X、そして最後にシャイニングアギトの紋章であった。



「ハァアアアアアアアアアアア!!!!!」

大きく羽撃たいて、助走をつける様に旋回して、一気にその紋章を蹴り抜いていく。

一つを抜ける度に、その脚には轟火のエネルギーが溜められていき、最後のを越えた瞬間にそれは光へと変わった。


「寝ぼけんなアリども!!!!せめて盾にはなりやがれ!!!!」

ズグアアアアアア!!!

盾になる為、再び作り出されるアントロード・レプリカ。

しかし止まらない。
止まるわけがなかった。

その身に宿すのは人の未来。
背にあるものはその希望だ。


「ぬっがあああああああああああああああ!!!!!!!」


過去の亡霊に、留められるはずもないだろう。


ドドォォォォォ・・・・・








爆発が起き、「奴」が無様に転がる。

シュウシュウと身体が消えかけている。
頭を振り、手を当てながら、それでも立ち上がろうと顔をあげるが

「愉快だな。愉快ついでに死んでおけ」


パァン

蒔風が「奴」の目の前に立ち、至近距離から撃った。
G3-Xの装備品である銃、GM-01 スコーピオンで一発だけ。

その一発の銃弾で「奴」ははじけ飛んで、消えた。




「は、だから言ったろ・・・・・お前の勝因にはならない・・・・・って・・・な・・・」

それだけ言って、蒔風がまた倒れる。



「蒔風さん!!」

「蒔風!!」

「大丈夫ですか!」


三人が駆けより、蒔風を揺する。


しかし蒔
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