第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
アギト 〜最悪のシステム〜
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たよ〜!」
少しずつ言葉が砕け、なんとなく距離の近くなった三人。
そこに、厨房から津上が料理を運んでくる。
「レモンのスパゲティです」
「レモンのスパゲッティー!?」
「違いますよスパゲッティです」
「いや、オレはスパゲティーだったと記憶するが・・・・」
「まぁ、なんでもいいじゃないですか!とにかく、食べてくださいよ」
「レモンの・・・か」
「ああ、津上さんの料理は奇抜なものがほとんどですけれど、とてもおいしいですよ」
「へぇ・・・(パクリ)ん!うまい!酸味がいい感じに聞いていて、それでいて爽やかな感じ!」
「でしょでしょ!?いやぁ、よかったよかった」
「にしても津上さんは気にしないん?」
「なにをですか?」
「いや、オレ散々殴ったからさ」
「いえいえ、むしろこっちの勘違いだったんですから!ほらほら、どんどん食べてくださいね!」
四人はその後も雑談をしながら食事をする
「それにしても津上気づいているか?」
一段落したところで芦原が口を開いた。
「ん(ゴクン)はい、アンノウンですよね」
「ああ、さっきから出ては消えの繰り返しだ」
「「奴」を追っているな。間違いなく」
「というか津上さんも葦原さんもなんで言わないんですか!?」
「今回アンノウンの目的は人間じゃないからな」
「逆にアンノウンの気配を追えば自然と「奴」には辿り着けます。その前に腹ごしらえしないとでしょう?」
「しかし、「奴」は津上を殺すことで世界を取り込むんだろ?なぜここにこない」
「「奴」はバカみたいに強烈強大な力をもっているが、それはオレと同じか、それより少しだけ上程度。しかもこの世界では津上さんたちがいる。だから確実に勝つために利用できる何かを探しているのでしょうなぁ」
「だけどアンノウンたち闇の力は「奴」の事を知っています。利用できるものがあるのでしょうか・・・」
「大丈夫ですよ!オレたち三人に更に蒔風さん。それに今はG5ユニットっていうのもあるんでしょ?それだけあれば問題無いですって!」
「G5?」
「G5ユニットはG3ユニット解散後に出来た部所です。再び現れるかもしれない新たなる敵や未確認に対抗するために日々訓練をしていますよ」
「でも氷川さんはG3-Xですよね?」
「僕はもうあれに慣れてしまって・・・こないだG5を装着して動いてみましたけど、全然で・・・」
「でもそのあとG3-XでG5と模擬戦したら圧勝だったじゃないですか!」
「最新式に勝ったんだ。大したものだ」
「なるほど・・・で、なんで5なんですか?」
「え?」
「なん
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