暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
アギト 〜闇からの忠告〜
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ンや闇の力と戦った男。やはりダメージはそれなりにあった。
アギトもさんざん攻撃を食らい、結構ぼろぼろである。今までの反撃も、破れかぶれに出したものだった。


「さぁて、終わらせますかい!?」

「フッ、ハァァァァ・・・・・(カチッ)」


ヴァン!!!ヴォン!!!

クウガが黒の金の姿、アメイジングマイティフォームに。
アギトが燃え盛る業火の戦士、バーニングフォームに。



それぞれ変わり、一点に力をためていく。
その一撃に両者が勝負をかけた。


「「ハアアアアアアアアアアアアア!!!!!」」

クウガの足に、アギトの拳に、エネルギーがたまっていく。



「!!!オォォォアアアア!!!!!」
「!!!ハァァァァァァァ!!!!!」


二人同時に動きだし、クウガのアメイジングマイティキックとアギトのバーニングライダーパンチがぶつかり合い、大爆発を起こす。



「津上さん!!!!!」
「津上!!!」


変身の解けた葦原と、氷川が叫ぶ。
爆炎が晴れた先に、膝をついて肩で息をする変身の解けた蒔風と、地面に倒れている津上がいた。


「オレさんの・・・・勝ち、だ・・・・・っと」

「まだ僕が!!!」
「グッ、オレもまだ戦えるぞ!!!」

「俺の・・勝ち、だから!!」

蒔風が二人を威嚇するように大声を出し言葉をさえぎる。


「話を聞いてもらいます。そもそも、俺は世界を守りに来たんだ!!!お門違いもいいとこだ!!」

「「・・・・・は?」」

その言葉に、二人は固まってしまった。


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「ギ・・・お前は世界を破壊する・・・・・アギトでも人間でもない力のお前は一体・・・・・グアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

ピィン!!!ドォン!!


最後の一体のアンノウンが両断され、命の消えるのを暗示するかのように頭上に光の輪が現れる。
そしてその体が爆発しその場に静寂が戻った。

「この世界の何某を利用するのは無理かなぁ・・・・なかなかやりますな、フム・・・この世界の・・・闇の力だっけ?うっとおしいんだよなぁ。あいつら」


と、ぼやく「奴」がいるのは瓦礫だらけの崩れたビル群の一角である。


「そろそろいい加減にしてくれないと・・・・ん?はぁ・・・またかよ」

うんざりしたように「奴」がその方向を見ると、複数のアンノウンのシルエットが見えた。



「いいぜ・・・かかってこいよ。オレをそんな簡単に倒せると思うなやぁ!!!!」



爆発が起きる。
黒い波動にのまれ、アンノウン達が
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