暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
バカとテストと召喚獣 〜バカと想いとそのつながり〜
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けないかぐらいはわかる!!」

「明久・・・」

「僕は友達を助けに来たんだ!!それはバカでも、絶対に忘れちゃいけないことだ!」

「ッ!まずい!!」

「よくいってくれた、明久!!」


【Baka to Tesuto to Shoukannju】-WORLD LINK- 〜WEPON〜



「《試験召喚(サモン)》!!!!!」


明久が召喚獣を出す。
その瞬間、明久の召喚獣の頭上に表示される数字が、最初から3065となっていた。


「明久・・・お前その点数は!?」

「え?なんで!?」

「それはな、お前のテストの点数じゃねえ」

蒔風が立ちあがりながら言う。

「その数値は友がお前を想い、お前が友を想うその力だ!!!」


そう言いながらも数値がどんどん上がっていく。
そして次第にあまりのカウントのスピードに数字が読み取れなくなり、グルグルと回り出す。

そして一つの形となっていき、最後には∞となる!!!!



「ふ、ざ、け、ん、なぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

「それはよぉ、お前さん・・・・」

『こっちの台詞だ!!!!』


【Baka to Tesuto to Shoukannju】-WORLD LINK- 〜FINAL ATTACK〜



明久の召喚獣がそのまま大きくなり、人間大にまでなった
さらに武器である木刀が、蒔風の十五天帝に変わる。


「「いけぇ!!!」」

「「「明久!!!!」」」


『ぶちかませっ!!!!』



「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」




ドズッバン!!!!!

ガガガガゴゴッゴァァァァ・・・・・・


その刀身は「奴」を体育館ごとぶった切る。


そして「奴」は二等分にされたまま地面にめりこみ、そして霧のように消えていってしまった。





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「いたいいたいって!!!!」

「こんな怪我してんだから、しっかり治療しなさい!!!」

「でも、右足、繋がりかけてますよね?」

「まあね。でもここからがまた長いんだよね」

「まったく・・・終わったと思ったらすぐに行くなんて言うんじゃから・・・・」

「・・・せめて治療くらいさせろ」

「はいはい。分かりましたよー。ところでさ、今更だけど崩れた廊下とか壁とか体育館って大丈夫なのか?」

「ま、そこら辺はババァも事情を知ってるだろうし、俺たちの証言で今回根本は無実だとわかってるんだし、正直に言わないにしても、それなりの言
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