第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
バカとテストと召喚獣 〜答えと不信と戦争開始?〜
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」
「なんだい」
「災い転じて福と成すってか?」
「なにがだい」
「ああうん。その問題の敵がね?来たわけでして」
ブァァァァァァァァァァ!
部屋の雰囲気が一瞬で変わる。
彼等を除くすべてが、一斉に色落ちしたようになったのだ。
「なんだこれ!?」
「「奴」が来たんだよ。んじゃこれから証明しようか!」
蒔風の言葉。
直後、学園長室の壁を破壊し、巨大な三頭犬が現れた。
「な!?」
「キャァァァァァァァァァァァァァ!!」
「何じゃあれは!!」
「蒔風!?」
「「奴」の使役する召喚獣、ケルベロスだよ」
「召喚獣!?あれが!?」
「この世界のモノとは違うんだよ。なにかってーと・・・ゲームに出てくる召喚獣をイメージしてくれればいいから、うん!!・・・・皆伏せろ!!」
ケルベロスが大木ほどもある腕を真横に振るう。
蒔風は皆を伏せさせ、ケルベロスに飛び掛かっていった。
「せぇりゃあ!!脚砲!!」
ズッドンッ!!
蒔風の強烈な後ろ蹴りが胸元に命中し、校庭に落ちるケルベロス。
どうやら結界の範囲は学校をすっぽりと包んでいるようだ。
「そこで見てな、オレっちの活躍!!」
蒔風が校庭に飛び降りる。
他の全員が崩れた壁から校庭の様子を伺う。
「さて、召喚獣ってなら、こいつだ!」
パァ!
手の平にカードデッキが現れる。
蒔風は後ろの窓ガラスに振り向かないで腕だけを出し、デッキを向ける。
蒔風の腰にベルトが現れ、装着された。
そしてここぞとばかりに右手を左上に突き出し、叫ぶ。
「変身!」
カシュッ!キュィィィィン、パァァン!
「あ、あれは」
「仮面ライダー!?」
蒔風が龍騎に変身すると、明久たちが驚く。
「この世界でなんかの作品になってんのか・・・・ま、やるっか!」
ガルァァァァァァァァァァ!!
《Advent》
「頼んまっせ」
ギャァァアァァァアアアン!!!!
蒔風がドラグレッダーを呼び寄せる。
ケルベロスにドラグレッダーが絡みつきその動きを封じにかかった。
「さ、ら、に、だ《Strike Vent》こいつは熱いぜ?おりゃぁ!!!」
ドラグレッダーが離れた瞬間にケルベロスを炎が襲い、爆発が起きた。
だか一瞬ひるんだものの、地獄の番犬たるケルベロスに思ったほどのダメージはない。
しかしその一瞬で、蒔風の準備は整っていた。
「これで最後ですのことよ!!!」
《Final Vent》
「とう!!!」
蒔
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