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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
外伝〜隷姫の幸せ〜(7章終了)
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でいたい………」

そしてシルフィエッタはなんと自分が着ている服を脱ぎ、一糸まとわぬ姿になった。

「………自分でも不思議なんです。あれだけイグナートに…………魔族に犯され、国を………大切な人達を滅ぼされたのに………………でもこの気持ちは本物です。………どうか私に貴方の暖かさを刻み込んで下さい………!」

「………そこまで言われると、断れんな…………」

その後シルフィエッタはリウイに抱かれ、女性として初めて”幸せに”抱かれた。そして事が終わった2人はそれぞれ服を着て、先に進む準備をした。

「………そろそろ行くぞ。………他の者達も俺はともかくお前を心配しているだろうしな。」

「あ、あの。」

自分に背を向けて先に進もうとしたリウイにシルフィエッタは遠慮気味に話しかけた。

「何だ?」

「できればこれから私の事は………”シルフィ”とお呼び下さい………私と親しい人達のみに呼ばれていた愛称で………今は誰も呼んでくれる方は生きていないし………身も心も捧げた貴方には呼んでほしいのです………」

リウイに見つめられたシルフィエッタは顔を赤らめて、リウイを見つめて言った。

「ああ。…………我が覇道を共に行く者として歓迎する。………シルフィ。」

「はい………!………こちらこそ、よろしくお願いします……………!」

リウイに微笑まれたシルフィエッタは幸せそうな表情で頷いた。その後先を進んでいたリウイ達は探索をしているとまずはリースとアドル、マーリオンと合流でき、さらに進むとティオ、ラグタス、ラテンニールと、合流地点ではセリカとエクリア、セリカの使い魔達、そしてブレアード達と戦った終点ではエステル、ヨシュア、セオビット、そしてエステルの使い魔達の姿が見えた。



〜ベルゼビュート宮殿・終点〜



「あ………!みんな、ありがとう!もう、大丈夫よ。今は休んで!」

「どうやらみんな、無事だったようだね………」

リウイ達の姿に気付いたエステルは明るい表情をした後使い魔達を自分の身体に戻し、ヨシュアは安堵の溜息を吐きながらリウイ達に近づき

「母様!」

セオビットは嬉しそうな表情でシルフィエッタに近づいた。

「無事で何よりでよかったわ………」

「ありがとう、心配してくれて。幸い私はリウイ陛下と同じ場所に転送させられたから。」

安堵の溜息を吐いているセオビットにシルフィエッタは微笑み、顔を赤らめてエステル達と会話しているリウイを見つめ続けた後セオビットに言った。

「セオビット…………貴女がリウイ陛下を思う気持ち………私も理解したわ………本当に素敵な方ね………」

「ふふっ、そうでしょう?」

「ええ………それに…………………抱いてもらった時も………凄く
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