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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第54話
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イザを放った後、零距離で闘気を大爆発させるフェヒテンカイザの強化Sクラフト―――フェヒテンガロを受けた敵は悲鳴を上げながら、吹っ飛ばされた!そして吹っ飛ばされた敵は何と自爆した!そして自爆による衝撃波がリウイ達を襲った!

「チッ!!………魔血の目覚め!!」

それを見たリウイは舌打ちをした後Sクラフトを放って、衝撃波を相殺しようとした!しかしリウイが放ったSクラフトは普段は溜めて使う技の為、すぐに放った影響により範囲が普段より狭まっており、前方は相殺されたが相殺しきれてなかった衝撃波はシルフィエッタの目の前でぶつかって、爆発を起こした!

「キャアッ!?」

爆風を受けたシルフィエッタは悲鳴を上げた!するとその時、シルフィエッタの足元に床が抜けおち、大穴ができてしまい

「キャアアアアアア――――!?」

シルフィエッタは大穴によって落下した!



「母様――――!!」

それを見たセオビットは血相を変えて、シルフィエッタが落ちた大穴に飛び込んだ!

「お願い!間に合って………!!」

大穴に飛び込んだセオビットは必死で翼を動かして、落下して行くシルフィエッタに近づき

「セ、セオビット!?どうして………!」

なんとシルフィエッタを抱き締め、抱き締められたシルフィエッタは驚いてセオビットを見つめた。

「よかった………母様が無事で………」

一方セオビットは安堵の笑みを浮かべたが、その時背中に落ちてくる瓦礫が当たった!

「うっ!?………カハッ!?………………」



背中に瓦礫が当たったセオビットは呻いた後、シルフィエッタを抱き締めた状態で落下し、落下しながら咄嗟に態勢を変えてシルフィエッタを上にした後、落下した場所に溜まっている水面に叩き付けられ、気を失った……………



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