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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第54話
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さい。」

「………………………」

ティオの話を聞いた敵はティオを見つめてその場で考え込んだ後

「………我ニ情けナド無用………!ダガ………貴様に借リがデキテしまったのは事実……………………」

ティオを睨んで呟き、そしてその場で目を閉じて自分自身に魔力を纏った。すると敵―――ラテンニールはやがて光となり、光はティオの右腕に近づいた後、光は腕輪となってティオの右腕に装着された!

「え…………」

「嘘!?まさかティオちゃん………!」

「”魔神”と契約したのかい!?」

それを見たティオは呆け、エステルとヨシュアは驚いた。

「………………えっと…………確か名前はラテンニール………でしたね?………ラテンニール!!」

一方ティオはラテンニールの名を呼んだ!すると腕輪から光の球が出て、そこから先ほど戦ったラテンニールが現れた!

「あの………どうして私と契約を?」

「………借リを返す為ダケダ。貴様とナレアウつもりはナイ。”闇”ノ加護を得ているようダガ貴様ハ所詮”人間”。たかだか6,70年グライは付き合ってヤル。」

ティオの質問にラテンニールは答えた後、すぐにティオが装着している腕輪に戻った。

「凄いわ、ティオちゃん!まさか魔神と契約するなんて………!」

「ティオの優しさがきっと先ほどの魔神に伝わったんだろうね。」

「はあ…………ただ、私は本来皆さんのような戦闘を常日頃する訳じゃありませんから、私では宝の持ち腐れだと思いますし………守護をしてくれる人はラグタスだけで十分なんですけど。」

「フッ。まあ、好意は遠慮なく受け取っておけ。」

エステルははしゃぎ、ヨシュアは優しい微笑みを浮かべてティオを見つめ、ティオは戸惑った様子で呟き、ティオの言葉を聞いたラグタスは口元に笑みを浮かべて言った。



「ルリエンよ!私達に守りの加護を…………!防護の聖域!!」

リウイ達と共に魔神サブナクに向かったシルフィエッタは魔術で自分達の防御能力を高め

「行きます………錬剣……………!!」

マーリオンは魔術でリウイの攻撃力を上げた!

「……………」

一方敵は連続でリウイに殴りかかった!

「…………」

しかしリウイは敵の攻撃を見切って、冷静に回避し

「フッ!!」

敵の隙を見つけて、レイピアを斬り上げて攻撃し

「ハアッ!!」

さらにセオビットが敵の背後に回ってかつてリベル=アーク攻略の際、ウィルに作ってもらいそのまま使い続けている”魔剣グラム”で敵の背中を斬りつけた!

「…………………」

背中を斬られた敵は振り向いてブレス――ストーンブレスをセオビットに放ったが

「遅いわよ!」

セオビットは翼で飛びな
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