第53話
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!レイ=ルーン!!」
続くように放ったエクリアの魔術によって、半数の敵達は消滅し
「………終わりだ。リーフ=ファセト!!」
セリカが最高位の風属性の魔術を放って、残りの敵達全員を消滅させた!
「す、すごっ………!」
(………これが”神殺し”の力の一部………そして”飛燕剣”の真髄か………)
その様子を見たエステルは驚き、エステルの身体の中にいたサエラブは真剣な様子で呟いた。
「………………」
しかし、その時セリカは地面に膝をついた!
「御主人様!?」
「…………心配するな。少し疲れただけだ。」
セリカの様子に気付いたシュリは慌てて駆け寄り、駆け寄ったシュリにセリカは静かに呟き
(あれほどの大技を使うのはラプシィアとの決戦以来だからだの。………エクリア嬢ちゃん。)
「(かしこまりました。)シュリ。エステルさんとサティア様を連れて、さっきの通路でしばらくの間待っててくれないかしら?」
ハイシェラの念話を聞いたエクリアは頷いた後、シュリに言った。
「へ?エクリアさん、セリカと一体何するの??」
「あ………わ、わかりました。」
エクリアの言葉を聞いたエステルは首を傾げ、察しがついたシュリは顔を赤らめた後頷いたその時
「………もしよかったら、エクリア。貴女の代わりに私がしてもいいかしら?」
サティアが静かに前に出て申し出た。
「え………」
「………………」
(フム。我の念話が聞こえる事やセリカの身体を持っているようなものだしの。エクリア嬢ちゃんより相性がある可能性はあるだの。)
サティアの申し出を聞いたエクリアは驚き、セリカは黙ってサティアを見つめ、ハイシェラは頷いた。
「………わかった。………事が終われば、サティアと共に先ほどの通路に戻る。エクリア。」
「かしこまりました。………では、エステルさん。行きましょう。」
「へ?来た道を何で戻るの??」
「………後で教えますので。」
「あ、ちょ、ちょっとエクリアさん。そんなに押さなくてもちゃんと自分で歩くわよ。」
「エステルさんは私達が留めておきますので、御主人様はサティア様とお好きなだけお過ごしください………」
セリカの指示に頷いたエクリアは唯一事情を察していなく、戸惑っているエステルと共に来た道を戻り、シュリは会釈をした後、エクリア達の後を追った。そしてその場にはセリカとサティア、2人だけになった。
「フフ………こんなにも早く、貴方と”一つ”になる機会が巡って来るとは思わなかったわ。」
「………俺もだ。…………サティア。わかっていると思うが、”性魔術”でお前の魔力を分けてもらう。」
「うん。………かつて貴方
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