第53話
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トルムランツァー!!」
リウイとシルフィアが同時にクラフトを放って、一撃で滅した!
「す、凄い………!」
「悪魔を一撃で滅するなんて………」
その様子をアドルとリースは驚きの表情で見つめた。
「フフ………見事です、陛下。また、腕を上げられましたね?」
「お前もな。………どうやらかつての腕を完全に取り戻したどころか、今はそれ以上のようだな………」
シルフィアに称賛されたリウイは口元に笑みを浮かべた。
「フフ、お役に立てて、幸いです。」
リウイの言葉を聞いたシルフィアは微笑んだ。その時、また魔物達が現れた!
「フン………雑魚の多さまで再現するとはな。」
その様子を見たリウイは鼻を鳴らした。
「陛下。あの時と違い、今はここに私もいます。」
「フッ、そうだったな………」
シルフィアの言葉にリウイは静かな笑みを浮かべた後
「雑魚共に構う必要はない!道を防ぐ魔物共だけを退け、先に進むぞ!………お前達もだ!マーリオン、セオビット!」
「「はい………!」」
「ああ!」
「お任せを………!」
「フフッ………行くわよ………!」
「陛下達の道は私が切り開く………!」
全員に号令をかけ、マーリオンとセオビットを召喚した後仲間達と共に先に進む道を防ぐ魔物達を倒しながら進んで行った!
〜ベルゼビュート宮殿・左翼〜
リウイ達が転位をした同時刻、セリカ達が転位して来た。
(フム。あの時、ルナ=クリアとマーズテリアの騎士達と共に来た場所と同じようだの。)
「俺がクリアと………」
「……………」
周囲の景色を見て呟いたハイシェラの念話を聞いたセリカは静かに呟き、エクリアは辛そうな表情をしていた。
(エステルさん。この宮殿にはもう一つ道があって、最終的に合流する場所があるんです。恐らくもう片方のメンバーの方達ともそこで合流できると思います。」
「そうなんだ………じゃ、進みましょう!エクリアさんはまだ道を覚えている?」
テトリの念話を聞いたエステルは頷いた後、エクリアに尋ねた。
「ええ。………行きましょう、皆様。」
エステルの言葉に頷いたエクリアは全員を促し、セリカ達と共に時折現れる魔物達を倒しながら進んで行き、少し進んだ通路には道を防ぐかのように無数の魔物達がいた!
「げっ………!」
「なんて数………!」
「………あの数だと、強行突破は難しそうね………」
敵達の数を見たエステルとシュリは驚き、サティアが静かに呟いたその時!
「枢孔!紅燐剣!!」
なんとセリカがクラフトを放った!セリカが放ったクラフトによって、敵達は次々と傷ついて行き
「魔力、解放
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