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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第232話
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ね♪ん…………」

「あ………………」

「ん……ちゅ……れる……」

リィンの答えを聞いて微笑んだベルフェゴールはリィンに深い口付けをした。

「”一人の女としてご主人様を愛し、そんなご主人様とずっと一緒にいたいから全力でご主人様をサポートしたい”………これが私達の今の思いよ。」

「ベルフェゴール………………ハハ、まさか睡魔族の女王であり、”怠惰”の大罪も司っているベルフェゴールからそんな言葉が出るなんてな。」

(ふふふ、同感です。よりにもよって多くの男性と性行為をする種族である睡魔族の女王からそんな言葉が出るなんて、普通ならありえませんからね。)

(そうですね。しかも”怠惰”の名を持つ魔王がそのような事を言うなんて…………明日は槍でも降らせるつもりですか?)

(ア、アハハ………)

(フフ、それだけリィンが魅力的って事ね。)

リィンの答えを聞いて静かな笑みを浮かべるリザイラと呆れた表情をしているアルティナの念話を聞いたメサイアは苦笑し、アイドスは微笑んでいた。



「む………失礼しちゃうわね。気持ちいい事をするのが大好きな睡魔族とは言え感情はあるんだから普通に恋はするし、恋に”七大罪”は関係ないわよ。」

「す、すまない。」

「フフ、別に気にしていないから謝らなくてもいいわよ。でもそうね………それでも私に申し訳ないと思っているのならば、一つだけ私のお願いを聞いてもらってもいいかしら?」

素直に謝罪するリィンを苦笑しながら見つめていたベルフェゴールだったがある事を思いつき、口元に笑みを浮かべてリィンを見つめて問いかけた。

「ああ、俺にできる事なら何でもするよ。」

「うふふ、ご主人様ならそう言ってくれると思ったわ♪」

そしてリィンの答えを聞いて満足げな笑みを浮かべたベルフェゴールは指を鳴らして結界を展開した。



「ハハ………やっぱりこうなったか。」

展開された結界を見てベルフェゴールが求めている事を察したリィンは苦笑したが

「うふふ、”半分正解”よ。―――リザイラ、メサイア、アイドス、アルティナ!ご主人様に英気を養ってもらう為にも一緒にしましょう♪」

「へ…………って、まさかベルフェゴール……!」

ベルフェゴールの呼びかけによって次々と現れたリザイラ達を見て呆けた後ある事を察して信じられない表情をした。



「大正解♪私達がご主人様を愛している事を教える為にも私達全員でいっぱい”色々”してあげるわ♪」

「ふふふ、多くの異種族の王族種と一度に情事ができるご主人様は双界一の幸せ者な男性ですね。」

「フフ、そうですね。多くの美妃を娶ったお父様ですらも羨ましがる状況でしょうね。」

「6人でするなんて不埒過ぎます
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