メルク再び!!後編
[8]前話 [2]次話
「そして君達はここに着たんだね」
「「そうです」」
「ですが、その苦労も無駄になりますがね、真宮寺直哉君」
!!
「お前は誰だ?」
「私の名は、メルクです」
「大神一郎から聞いてませんか?」
突然現れたメルク、彼女の目的は何なのか?
「メルクさんと言いましたか?貴女はここに何の用で来たのですか?」
「ああ、貴方は紫藤直哉さんですね、貴方にもつたえないといけない事がありましたわ」
「それは、何でしょうか?」
「もうすぐ、貴方と貴方の大事な人は、運命の再会を果たすでしょう」
「運命の再開だって?」
「そうです、そして真宮寺姉弟よ、貴方達は、災厄の敵によって、最悪の世界へ跳ばされるでしょう」
「何だって!!」
「そして、真宮寺姉弟の世界は崩壊するでしょう」
「まあ私の予言ですので、気にしないで、貴方達の信じる道を行ってくださいね」
「それでは行きますよ、桜花」
「・・・はい」
そう言ってメルク達は消えていった。
「一体あの人達は何者なんだ?僕や、直哉君を知っているようだったけど?」
紫藤直哉は、直哉君に聞いた。
「言え、僕もメルクと言う人物は、今が初対面なので、よく判りませんが、僕達の世界に現れた時は、倒した筈の敵を従えて居たみたいですね」
「成る程ねじゃあメルクと言う女性は、今のところ、直哉君の世界の敵と言う認識でいいのかな?」
「正確のところは僕達にもわかりませんがね、こんな時健二さんが居てくれたら・・・」
「直哉君!!」
「ああ、お姉ちゃんごめんなさい。この事は言わない約束だったね」
(何だろう一体健二さんとは何者何だろう?以前直哉君の世界に行った時も、大神さんと米田さんが話してたしな)
「さて皆は舞台の練習に戻ってね」
「「「「「はい」」」」」」
「「直哉さん舞台あるんですか」」
「ありますよ今黒鬼会を倒したばかりですが、3月は特別公演が予定されてます」
「「特別公演ですか?」」
「二人とももしかしてその公演に出たいんですか?」
紫藤直哉が聞くと、直哉とさくらが答えた。
「「はい」」
「それでは、直哉君は女装でお願いします」
「はい、いつもしてますから任せてください」
「はっいつも女装しているの?」
「はい」
紫藤直哉は、真宮寺直哉の答えを聞いて驚いていた。
そして二人の直哉と、二人のさくらは地下司令室を出て、舞台に向かった。
そのころ巴里に居る。新次郎達は、消えた大神一郎と、巴里華撃団隊員である.エリカの捜索を続けていた。
「一体二人は、どこに消えたのかね?」
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ