メルク再び!!前編
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とある場所・・・
「メルク様どちらに行かれるのですか?」
「ああ、貴女は・・・私は真宮寺姉弟が今いる世界に行くんですけど、貴女も行きますか?」
「はい、メルク様」
「では行きますよ・・・」
そう言って二人は、転移をした。
紫藤直哉たちの世界では・・・
「直哉君、千明の様子は如何?」
「さくらお姉ちゃん。やっぱり今回は堪えてるみたいだよ」
「そう」
「所で、直哉君そろそろ今回の件の経緯を教えてくれないかい?」
紫藤直哉が、二人に質問をする。
「ええ、わかりました。僕達がここに来たのは、僕達の世界で起きた事件が、切欠でした」
「ある事件?」
「あの当時は、前鬼と、僕と、マスターのご先祖の3人でやっと封印出来たんですが、多分今回は、封印は出来ません」
「どうしてですか?」
「・・・何故なら・・・前鬼が、ヴァサラと共に、行ってしまったからです」
「「「「「何だってーー」」」」」
「そこで帝国華撃団の皆さんで、僕とマスターと共に前鬼を追いかけてくれませんか?」
ゴキが頭を下げた。
「しかしな、俺達の世界を手薄に出来んしなあ」
その時巴里華撃団の本部シャノワールから緊急通信が入った。
「すまない、ムッシュ米田、至急帝国華撃団を巴里に連れて来てくれないかい?」
「何が起きたんですか?グラン・マ?」
「ああ、かつて巴里華撃団が倒した怪人の一部が復活し、その上で、エリカが敵に捕まってしまった」
「何だと!!」
「「「「ええーーエリカが」」」」
グラン・マの言葉を聞いた。さくら達も衝撃を受けた。
「それでこちらの戦力と言うか士気が落ちて、ムッシュが立て直してるが、時間がかかりそうなのだ」
「わかりましたグラン・マ直哉とさくら以外の隊員を、ミカサでそちらに送ります」
「何故直哉とさくらは、これないのかね?」
「こちらにも事情がありましてな」
「わかったよムッシュ米田」
「それじゃまってるよ」
そして通信は切れた。
「よし皆聞いた通り、直哉とさくら以外は巴里華撃団と合流しろ、そして直哉とさくらは、千明とゴキと共に、前鬼を追え」
「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」
帝国華撃団花組は、それぞれの場所に向かった。
そして、僕達は千明さんの世界に行き、学校に行きながら、情報集めていたんだ」
「ねえ千明聞いた?今日内のクラスに転校生が二人も来るんだって」
「え、嘘本当なの?」
「本当らしいわよ、それに1週間という期間限定の転入らしいわよ」
「へえ、ここの学校そんなことが出来たんだ」
千明がそんなことを考えていると、
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