暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜菫の軌跡〜(零篇)
第9話
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
……大陸有数の資産家にして国際経済の中心人物の一人………現IBC総裁ですね。」

「おお、銀行のトップかよ!?」

「元々、父の旧い友人だったの。祖父とも昔から親交があってそれで仲良くさせてもらっていて………娘さんは、私の幼馴染にあたるわね。」

「そうだったのか………しかしそんな人だと………不在だとしても仕方ないか。」

「うん……一年の半分くらいは外国を飛び回っているらしいから。でも、駄目で元々だわ。私の友人ならいるかもしれないし、訪ねるだけ訪ねてみましょう。」

「ああ、そうしよう………しかし、これで何とか捜査の目処がついたけど……」

「……メールの意図ですね。脅迫状もそうでしたがどういうつもりなんでしょう?」

エリィの提案にロイドは頷いた後ティオと共に考え込み

「ま、せっかく向こうからわざわざ接触してきたんだ。ここは敢えて乗ってみようぜ。」

「うふふ、一体何が出てくるのでしょうね?」

ランディは仲間達を促し、レンは意味ありげな笑みを浮かべた。

「そうね……行きましょう、IBCビルへ。」

その後ロイド達はIBCのビルへと向かった―――――



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ