第五十四話 杉山大佐！囲碁色々！！その二
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「こういうの最高だぜ」
「もう何度読んでも飽きないな」
「これ読んで」
「それからだな」
「ＤＶＤも観てな」
「写真集もだぜ」
青少年の性春を満喫するというのだ。
「今日はそうして楽しんで」
「明日はまた明日だ」
「いやあ、芸術鑑賞っていいな」
「観ていて楽しいぜ」
「ＤＴ卒業までな」
「こういうので勉強するか」
こんなことを言って満喫するのだった、だが。
翌日学校でだ、二人は学園内のある噂を聞いて驚愕したのだった。
「何っ、中坊でかよ」
「大学生の人と交際かよ」
「そんな奴いるのかよ」
「そんな羨ましい奴が」
「そんな噂があるんだよ」
二人に話しているのはどの学園にもいるゴシップ好きの少年諏訪部君である。勿論モブだが声優さんは名前のモデルになった諏訪部順一さんだ。
「中学一年でな」
「一年で！？」
「大学生とかよ」
「それ犯罪だろ」
「何ていい話なんだ」
「二人共本音全開だね」
諏訪部君はその二人を見て言った。
「そこでけしからんとか言わないんだ」
「そんなの言うかよ」
「俺達嫉妬深くはないからな」
「そんな話は素直に憧れるな」
「いいなってな」
「そうなるんだ、まあ噂だから」
そこは断わる諏訪部君だった。
「誰もわからないしね」
「そうした噂か」
「そうした羨ましい奴がいるかもな」
「まあこうした話ってな」
「学校じゃよくあるな」
「そうそう、それにしてもね」
また言う諏訪部君だった。
「こうした話ってバリエーションもあるよね」
「部活とか委員会の先輩とかな」
「生徒会長に担任の先生」
「それと保健の先生」
「部活のコーチ」
「作者も大好きなシチュエーションだな」
「年上の人が教えてあげる、ってな」
そうした作品のお決まりのパターンの一つである。
「地の繋がらないお姉さんと一緒の学校で、とかな」
「中には血が繋がってるのもあるな」
「本当によくあるな」
「噂でもな」
「そうだね、まあ僕はもう彼女いるから」
しれっと自分のことを言う諏訪部君だった。
「中学二年生のね」
「それも犯罪じゃねえか？」
「中学生と付き合うとかな」
「指導員の人に注意しろよ」
「デート中見付かったらやばいからな」
「そこは気をつけてるよ」
諏訪部君にしてもだ。
「僕にしても」
「だといいけれどな」
「しかし中学生か」
「青い身体もいいな」
「それもな」
二人も言う、そしてだった。
あらためてだ、こんなことを言うのだった。
「じゃあちょっと中学生にももっと力入れるか」
「美少女路線な」
「中学生グラドルもいいしな」
「そっちにも力入れるか」
「僕の彼女には手を出さないでね」
こうもだ、諏訪部君は言った。
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除