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小さかったあの娘
3部分:第三章
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寝ている

 僕が目覚めると猫も目を開ける  それから一言鳴く

 その鳴き声が目覚ましになる  心を起こしてくれる

 起き上がってミルクをやる為にキッチンへ

 後ろからとことことついて来る猫を見てまず笑って

 そしてミルクをやる

 白いミルクをぺろぺろと舐める猫を見ていると

 何か朝から気持ちが優しくなる

 そんな優しい朝をくれた猫に感謝して

 今日も一日のはじまりを楽しむ

 
 寝る前に気付いたのは猫が側にいること

 不意にそこにやって来ていた

 僕が歩くとその後ろにいる  とことことついて来る

 そんな彼に餌をやって一日が  ようやく終わりになる

 猫が食べる姿を見て僕はベッドへ

 機嫌よく食べる姿が一日の最後に見るもの

 些細な食事を

 本当に美味しそうに食べてくれるのが嬉しい

 それだけのことでしかないのに

 喜んで食べてくれる猫の笑顔を見て

 一日の終わりを味わってベッドへ


 白いミルクをぺろぺろと舐める猫を見ていると

 何か朝から気持ちが優しくなる

 そんな優しい朝をくれた猫に感謝して

 今日も一日のはじまりを楽しむ

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