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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第229話
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えへへ、エレボニアが内戦やメンフィルとクロスベルとの戦争で大変だって話は聞いていましたけど、アンゼリカさんも無事で本当によかったです!」

アンゼリカは酔いしれた様子でティータに近づいた後その場で跪いてティータを抱きしめてティータの頬と自身の頬をすりすりした。



「う〜ん、あのトワと並ぶ程のその無邪気な笑顔には本当に癒されるよ♪」

「はわわわわわっ!」

「また、ゼリカの悪い癖が始まったぜ……」

「もう、アンちゃんってば……」

「ハハ……」

「…………アネラスさんやエオリアさんに続く”危険人物”ですね。」

「うふふ、アンゼリカお姉さんの趣味は正確に言えばあの二人とは違うけど、面白い人である事には違いないわよ♪」

ティータを抱きしめて満悦している状態のアンゼリカを見たクロウとトワは呆れ、ジョルジュは苦笑し、ティオはジト目になり、レンはからかいの表情になり、その様子をリィン達は冷や汗をかいて脱力した様子で見守っていた。

「フフ……ちなみにあの娘もああ見えて、”リベールの異変”時を解決した立役者の一人で”影の国”の修羅場も潜り抜けているから見た目に反して、結構”できる”と思うわよ。」

「ええっ!?」

「ほう……という事は彼女もプリネ達やオリヴァルト殿下の”戦友”でもあるのか。」

「……あ。だからプリネ達と知り合い同士なんだ。」

クロチルダの話を聞いたアリサは驚き、ラウラは興味ありげな様子で見つめ、フィーは納得した様子で呟いた。



「うふふ、貴女がお兄様の話にあったティータさんですか……初めまして♪リベールでは兄のお世話をして頂き、ありがとうございます♪」

「ふえ……?え、えとえと……誰ですか?」

アルフィンに挨拶をされたティータは不思議そうな表情をし

「……そちらの方はオリヴァルト皇子の妹のアルフィン皇女ですよ、ティータさん。」

「ふえ?オリビエさんの……?……………………ふええええええええっ!?オリビエさんの妹という事は、エレボニアの皇女様ですか〜!?」

ティオからアルフィンの正体を教えられると慌て始めた。



「うふふ、それは過去のわたくしで、今のわたくしの正式な立場は”ただの新妻”ですわ♪」

「アルフィン義姉様……」

「ふえ?皇女様が”ただの新妻”……?……???」

アルフィンの答えを聞いたエリスは呆れ、ティータは不思議そうな表情で可愛らしく首を傾げて考え込んでいた。

「フフッ、ティータ君のその可愛い所も相変わらずだね♪それよりもリフィア殿下。先程彼らの為にウィル君達をこの場に連れて来たと言っていたが………まさかリィン君達にも私達のようにかつて”影の国”でウィル君達によって創られた凄まじい効果を秘め
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