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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第227話
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た。

(アハハハハハハッ!まさかアリサが最初にご主人様の子供を身ごもるとはね♪)

(ふふふ、ですが予想通りですね。)

(……ついに恐れていた最悪の事態が起こってしまいましたか。まあ、今年結婚する事が決まっていますから、まだ状況はマシですね。)

一方ベルフェゴールは腹を抱えて笑い、リザイラは静かな笑みを浮かべ、アルティナはジト目になった。



「まあまあまあ……!という事はリィン様とのお子様を身ごもられた可能性が高いのですわね♪」

「ええっ!?で、でもいつもする時妊娠防止の魔術を使っていなかったか……!?」

シャロンは嬉しそうな表情になり、リィンは驚いた後信じられない表情でアリサに問いかけ

「……学院を取り戻した日の夜、いつものように愛し合った事は覚えているでしょう?あの時安全日だから大丈夫だと思って私、妊娠防止の魔術を使っていなかったのよ。それで生理の周期とかを逆算したらその時しか思い当たらないもの。」

「……………………」

「うふふ、お嬢様?安全日だからと言って完全に妊娠しない訳ではありませんわよ?あくまで妊娠する可能性が非常に低いだけですが……安全日に愛し合った事によって身ごもられるとはこれもエイドス様のお導きですわね♪」

アリサの話を聞いたリィンは表情を引き攣らせ、シャロンはからかいの表情でアリサを見つめて言い、シャロンの言葉を聞いた二人はそれぞれ冷や汗をかいた。


「え、えっと……それでアリサはどうしたいんだ?」

「本当に妊娠していたら当然産むつもりよ。どの道リィンが学院を退学した時に私もリィンと籍を入れて夫婦になる上母様も結婚を許しているんだから、特に問題ないわ。まさかとは思うけど墜ろして欲しいなんて事を言うつもりはないわよね?」

「当たり前だろう!?自分のした事に責任を取らないなんて男として最低な事をするつもりはないし、それにアリサ達の事を責任を取ると決めた時からいつそうなってもおかしくない覚悟はしていたし、むしろ俺は嬉しいよ。互いに思い合っている相手との子供が産まれたら。」

「リ、リィン…………」

恥ずかしそうな表情で語ったリィンの言葉にアリサは頬を赤らめて嬉しそうな表情をし

「うふふ、話が丸く収まり、何よりですわ。それよりもお嬢様、リィン様はまだ満足されていないご様子ですから、今度はわたくしと共にリィン様にご奉仕をしませんか♪」

「え………―――!リィン?さっきシャロンとした癖にまだ足りないのかしら?というかリィンの事だからどうせ今夜もシャロン以外の誰かとして来たのでしょう?」

シャロンの提案に目を丸くした後リィンを見て何かに気付いたアリサはジト目でリィンを見つめて問いかけた。



「う”っ。そ、それは…………」

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