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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第226話
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シャロンに指摘された後自分の身体が凄まじい興奮をしている事に気付いたリィンは自身の体調の変化がシャロンが用意した紅茶である事を察し

「フフッ、実はリィン様が帰って来る前にクロチルダ様に媚薬の調合を依頼しまして。効果はエリゼ様が以前お使いになられた媚薬ほどではありませんが効果は抜群との事ですし、精力の増強効果もあるとの事ですのでご安心ください♪」

「あ、あの……一体どこに安心すればいいのでしょうか……?うっ……!?」

「あらあらまあまあ……我慢は身体に毒ですわよ?今楽にして差し上げますから、ベッドに参りましょうか、リィン様♪」

その後リィンはシャロンに奉仕をされた後そのまま流されるかのようにシャロンと愛し合い始めた。



〜同時刻・アリサの自室〜



「アリサ、少しいいかしら?」

「へ……ク、クロチルダさん!?え、ええ。ちょっと待ってくださいね。」

一方その頃アリサは自分を訪ねて来た予想外の訪問者に驚いて扉を開けた。

「えっと……クロチルダさん。私に何の用ですか?」

「”死線”が私に変わった依頼をしたから、”死線”の主である貴女に教えておこうと思ってね。」

「へ……シャ、シャロンがクロチルダさんに”依頼”、ですか?一体何の依頼をしたのですか?」

クロチルダの話を聞いたアリサは目を丸くした後戸惑いの表情で尋ねた。



「媚薬の調合の依頼よ♪」

「び、媚薬!?どうしてシャロンがそんなものを……!?」

「フフ、私が聞いた時『企業秘密です♪』って言って答えを誤魔化して、ちょっと気になっていてね……それでグリアノスに”死線”の私室を見張らせていたら”死線”がリィン君を部屋に招いたのよ♪」

「なっ!?ま、まさか……!」

クロチルダの話を聞いてすぐにシャロンの意図を理解したアリサは身体を震わせた後その場から走り去り

「それでしばらく見張っていたら面白い事に――――あら。今行っても、結界が展開されていて部屋に入れないのだけどね♪」

説明を続けていたクロチルダはアリサがいなくなった事に気付き、からかいの表情をしていた。
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