第52話
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こまで言われたのは初めてだぞ…………というか、俺がいつ幼い者に手を出した。」
エステルの言葉を聞いたリウイは表情を引き攣らせて呟いたが
「ハア?何寝ぼけた事言ってんの??………今は大人だけど、当時はティータ達と見た目が変わらないセリエル姫に手を出した癖に。」
「そういえば、”幻燐戦争”時のセリエルは見た目は子供だったわね♪」
「グッ…………」
ジト目のエステルの言葉を聞いたカーリアンはからかうような表情で呟き、リウイは呻いた。
「…………妻がいながら、呆れた男だ。」
「ちょっと。あんたは人の事、言えないわよ?サティアさんの事を忘れていたとはいえ、リウイみたいにたくさんの女の人と仲良くなった挙句、リタやレシェンテ達みたいな小さな女の子まで手を出したあんたみたいな女たらしで、ロリコンには。」
「………………………」
(ハハハハハ!”神殺し”であるお前相手にここまで言う奴は初めてだの!面白い娘だの。)
「わらわを子供扱いするでない!」
「まあ〜、レシェンテを抜いてもナベリウスやリタもそうだけど、シェスタとシェンナもいますから、完全には否定できませんね〜。」
「マ、マリーニャさん!」
リウイの様子を見て呟いたセリカだったが、同じようにジト目で睨まれ言われたエステルの言葉に反論が見つからず押し黙り、ハイシェラは大声で笑い、レシェンテは頬を膨らませ、苦笑しながら呟いたマリーニャの言葉にシュリは慌てた。
「エ、エステル………」
「本人達を目の前によくそこまで言えるわね………それもあの”覇王”や”覇王”の上を行く実力者相手に………聞いているこっちがヒヤヒヤするわよ………」
ヨシュアは大量の冷や汗をかき、シェラザードは一瞬リウイに視線を向けた後疲れた表情で溜息を吐いた。
「フフ、私を気遣ってくれてありがとうございます、エステルさん………どうやらあの時の通信で”何か”言われたのはラピス姫とリン姫に関連する事だったようですね、あなた?」
「……………………」
一方イリーナはエステルに微笑んだ後またもや凄味のある笑顔をリウイに向け、リウイは大量の冷や汗を垂らしながら押し黙った。
「………ガタガタ…………ブルブル…………」
(ヒッ………!と、父様………!お願いだからこれ以上イリーナ様を怒らせないで………!)
その様子を見ていたエヴリーヌは表情を青褪めさせて身体を震わせ、リウイの身体の中にいるセオビットは悲鳴を上げた後、身体を震わせながら強く祈り
「よかったわね〜、ウィル。セラウィが嫉妬深い女性じゃなく、理解がある女性で。」
「フフ………もし貴方の妻が私でなくユエラやエミリッタあたりなら凄い嫉妬をすると思いますよ?」
「あ、あは
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