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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
外伝〜ZEROの軌跡〜
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して覚えた技をあたしが放ったら防がれたのに、一度見ただけで覚えて防がれないし、剣術、体術、魔術のどれもが凄すぎるし………どれだけ反則な存在よ、ハイシェラって。」

ハイシェラが自分と同じ剣技を放ったのを見たエステルは唸った後、ジト目でハイシェラを見つめた。

「ハハ………それがハイシェラだからね。」

エステルの言葉を聞いたセリカは苦笑し

「ククク………人間の娘よ、”この程度”で驚くなだの。我はまだ”少し”しか本気を出しておらんだの。」

ハイシェラは不敵な笑みを浮かべた。



「オォォォォッ!ナゼ!ナゼ裏切リ者の貴様に”私”にはデキナカッタ”絆”ガ――――――!!」

一方敵はすざましい憎悪をサティアに向けた後全体高速剣最大奥義にしてSクラフト―――枢孔紅燐剣を放った!

「沙綾!紅燐剣!!」

「耐えきれるか!?沙綾!紅燐剣!!」

「とりゃあぁぁっ!弧武!紅燐剣!!」

しかしセリカ、ハイシェラ、エステルの3人が同時に放った高速剣が敵の放った高速剣を相殺し

「いいえ!私一人ではこれほどの”絆”はできなかった!この”絆”は全てエステルが結んだ”絆”!メル=ステリナル!!」

そしてサティアが最高位魔術を放った!

「オォォォォ―――――――ッ!!」

自分に襲い掛かる最高位魔術に対し敵も風属性の最高位魔術―――リーフ=ファセトを放って相殺し

「ならば、アストライアの前ニ貴様を消ス!人間――――――――――――――ッ!!」

そしてエステルに剣技――枢孔身妖舞で襲い掛かった!

「そんな事はさせない!」

しかしセリカが前に出て同じ剣技を放って相殺し

「さあ、行くわよ!」

「クク、我も続くだの!」

エステルとハイシェラは同じ構えをし

「まだまだまだまだまだまだぁっ!」

「オォォォォォォッ!!」

なんと同時に同じ剣技―――八葉滅殺を放った!

「ガアアアアアッ!?」

2人のすざましい剣撃を受けた敵は悲鳴を上げ

「止めっ!!」

「ハアッ!!」

「ガアッ!?」

2人の最後の一撃を受けて、吹っ飛ばされた!

「ククク………さあ………”地の魔神”の奥義を受ける事………光栄に思うがいいだの!ハアッ!」

そしてハイシェラは全身にすざましい闘気を纏って不敵に笑った後、吹っ飛ばされた敵に神速で近づき

「オォォォォォォォ―――――――――ッ!!」

「ギャアアアアア――――――ッ!?」

なんと両足を高速で連続で敵を蹴り上げた!高速の蹴り上げはやがて竜の姿を形どり

「究極奥義!地竜猛襲脚!!」

竜の姿を形どった闘気をハイシェラは最後の一撃代わりに蹴り上げと共に放った!

「ガアッ
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