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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
外伝〜絆の神剣〜
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リカは微笑んだ。

「クク………確かに久しぶりだの。………最も、”本物”の我はセリカの本来の姿は忘れてしまっているがだの。………それより、面白い状況になっているようだの?」

ハイシェラは不敵な笑みを浮かべて、自分達を睨んでいる敵達を見つめた。

「俺達の”約束”を………そしてエステルの”誓い”の為に力を貸してくれ!ハイシェラ!!」

「………クク………ハハ………ハハハハハハハハッ!!久方ぶりに感じたぞ!懐かしきお前の若く、気高く、正義の心に燃え、消えぬ闘志!それでこそ我が認めた永遠の好敵手にして戦友………セリカ!!」

決意の表情のセリカを見たハイシェラは大声で笑った後、不敵な笑みを浮かべて語った後、自分の武器―――”大地の魔神剣”を構え

「よかろう!”地の魔神”ハイシェラ!存分にお前達との共闘を楽しませてもらおうぞ!!」

「フフ………最高の援軍ですね。」

(ええ………!サティア、セリカ、ハイシェラ、エステル………まさかこの4人が揃い、共に戦う場面を見れる事になるなんて………!)

共闘の意を示したハイシェラの言葉を聞いたリタとパズモは微笑んだ。

「使い魔と使徒共は鬱陶しい雑魚を相手にしておけ!お前達が相手にしている間に我等がセリカの贋物を滅してやろう!」

(頼んだわよ!)

「わかったわ!」

「主達の事は頼みますね、ハイシェラ!」

「クー!!」

ハイシェラの指示にパズモ、マリーニャ、リタ、クーは頷いてオレノに向かって行き

「サティア!エステル!ハイシェラ!行くぞ!!」

「ええ!」

「うん!」

「さあ………久方ぶりに力を存分に奮うだの!!」

そしてセリカ、サティア、エステル、ハイシェラは雨露の(ウツロノウツワ)に向かって行った!



今ここに!”太陽の娘”が結んだ”絆”による”神殺し”の物語の”ZERO(ゼロ)”の”軌跡”が描かれる…………!







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