外伝〜絆の神剣〜
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……」」
エステルの言葉を聞いたセリカとサティアは驚いた様子でエステルを見つめた。
「ほら、仲直りの握手!」
「「あ…………」」
そしてエステルはセリカとサティアの互いの剣を握っていない方の片手を握手させた。
「2人の”約束”を………そしてあたしの”誓い”を果たすために目の前のあいつ等を協力してブッ飛ばすわよ!」
「ええ………!セリカ………あの時の”約束”を果たすために共に戦いましょう………!」
「ああ………!封じられた今の”俺”を解放する為に……そして君を護る為に共に戦おう!」
エステルの言葉に2人が力強く頷いたその時、エステルの神剣はさらにすざましい光や神気を纏った!
「な、なにこれ………!?凄い力を感じるんですけど………!!」
「………もしかしたらだけど、俺とサティアの”絆”を再び結んだ事によって神剣に込められた”願い”が強くなったのかもしれないな。」
自分の持つ神剣の様子にエステルは驚き、セリカは静かな表情で説明した。
「そっか………………あの時の”誓い”もある意味果たしたし、この神剣には新しい名前が必要ね!………決めた!これからはこの神剣は”誓いの神剣”じゃなく、”絆の神剣”よ!!」
(フフ………さまざまな”絆”を結び、失われた”絆”さえも結び直したエステルにピッタリな名前の”神剣”ね。)
エステルが新たに名を付けた誓いの神剣―――絆の神剣の名を聞いたパズモは微笑みながらエステルを見つめた。
「”絆”か……………試してみる価値はあるかな。」
「セリカ………?一体何を………?」
セリカの言葉を聞いたサティアは不思議そうな表情をしながら見つめた。そしてセリカはその場で目を閉じた後、やがて目を見開き
「”絆の神剣”よ!その”絆”を持って今こそ我が永遠の好敵手にして戦友をこの地に!!」
エステルが持つ”絆の神剣”を見つめて叫んだ!
(セリカにとって永遠の好敵手にして戦友ってまさか………!)
「え!?ま、まさか………!」
セリカの叫びを聞いたパズモとリタは驚いたその時!
「ククク…………想念と剣が持つ”力”だけで我を呼び寄せるとはさすがは我が認めた人間にして、我の永遠の戦友だの………!」
圧倒的な気配を持った腰までなびかせた青い髪、そして青い瞳を持つ女性がセリカ達の目の前に現れた!
「貴女は…………!」
「う、嘘!?なんで!?」
「クー!?」
「………”この姿”で会うのは久しぶりだね。………ハイシェラ。」
女性―――かつては”地の魔神”と恐れられ、今は”神殺し”セリカ・シルフィルの愛剣となったはずの魔神―――ハイシェラを見たサティアとマリーニャ、クーは驚き、セ
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