第51話
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………もう自分を偽らない!………ハアッ!!」
セリカの叫びにサティアは叫び返した後、自らに秘めていたすざましい神力や魔力を解放しさらに!
「――星芒より出でよ、”天秤の十字架”!!」
なんと異空間からかつて失われた正義の大女神の神剣にしてエステルの神剣―――”誓いの神剣”が元となった神剣―――”天秤の十字架”を召喚し、構えた!
「我が名は、古の女神アストライア!かつては夜空に星を眺め、今は地に人を見る者!今度こそ貴方を………セリカを護る為に!そして”私達”の”約束”を………………私達の為に誓ってくれたエステルの”誓い”を果たすために!私は再び剣を取ります!」
「サティアさん……!」
(サティア…………!)
「「………………」」
決意の表情で”天秤の十字架”を構えたサティア―――”正義の大女神”アストライアの言葉を聞いたエステルとパズモは嬉しそうな表情をし、リタとマリーニャは静かに見つめた。
「今度こそ、この神剣”スティルヴァーレ”で貴様を滅ぼす!アストライアァァァァァ!!」
一方セリカは神剣―――スティルヴァーレにすざましい闘気を込めて叫んだ!
「サティアさん!あの時と違って、今ここにはあたし達がいるんだから諦めたり、前みたいな悲しい決着を付けようと思っちゃ絶対に駄目よ!そんなこと、絶対にさせないからね!」
「………まだその名前で呼んでくれるのね……………………ありがとう、エステル…………共に戦いましょう…………!」
そしてエステルは”誓いの神剣”を構えて決意の表情で叫び、エステルの決意を聞いたサティアは涙を流して微笑み
(勿論私も戦うわ!もう、あの時の悲劇は2度と起こさせない!)
「クー!!」
さらにエステルの身体の中からパズモとクーが現れ
「主の愛する方を護るのも”使徒”の務めってね!セリカ様―――”神殺し”の”使徒”として絶対貴女を護るわ!サティア様!」
「あの時の恩返しをする時がようやく来ましたね。私も共に戦います!本物の主を取り返しましょう!」
「みんな………………!」
戦いの構えをしたパズモ達の決意を聞いたサティアは涙を流しながら見つめたその時、エステルの神剣―――”誓いの神剣”がすざましい光や神気をさらけ出した!
「グっ!?ナンダその剣ハ…………!」
「へっ!?い、一体何が…………!?」
”誓いの神剣”がさらけ出した神気や光にセリカは呻きながら叫び、エステルは戸惑った。すると剣から光の球が出て、ある人物の姿を形どった!その人物とは………!
(なっ!?
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