第50話
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〜バリハルト神殿・マクル〜
エステル達が神殿の入口をくぐると、妖しげな光陣が現れた!
「早速来ましたね。」
「………場所を考えると出てくる連中はなんとなくわかるのよね………」
「へ?それってどういう事?」
「……………」
それを見たリタは警戒し、マリーニャが呟いた言葉にエステルは首を傾げ、サティアは悲しそうな表情をしていた。そして光陣からは神官服を着た男性や騎士達が現れた!
「なっ!?ひ、人!?」
「やっぱり………ね。」
「………嵐の神を信仰する神官や騎士達ですか。」
敵を見たエステルは驚き、マリーニャは静かに呟き、リタは敵達を睨んだ。
「………を殺せ。」
「え?しゃ、しゃべった!?」
「…………」
その時男性の神官の一人が呟き、それを聞いたエステルは驚き、サティアは黙り込んだ。
「邪神を殺せ!」
「神の名の元に邪神に裁きを!」
「忌まわしき邪神は去れ!」
「なっ!?まさかこいつら、サティアさんの事を言っているの!?」
「そうでしょうね………サティア様………いや、アストライア様は”古神”なんだから。」
神官たちが叫んだ言葉を聞いたエステルは驚き、マリーニャは神官たちを睨みながら呟いた。
「来ます!」
敵の行動を見たリタは警告した!そしてエステル達は戦闘を開始した!
「貴女達に祝福を!覚醒領域の付術!!」
戦闘が開始されるとサティアは魔術で味方全員の能力を上昇させた!
「「邪神に裁きを!」」
一方”バリハルト騎士”達はそれぞれサティアに攻撃を仕掛けた!
「とりゃっ!」
「よっと!」
しかしエステルは棒で、マリーニャは短剣で受け止めた!
「バリハルトよ!邪神に裁きを!贖罪の雷!!」
その時後方にいたバリハルト神官が魔術を放った!
「させません!玄武の地走り!!」
敵が放った魔術に対し、リタはクラフトを放って相殺した!
「はぁぁぁぁぁぁ!」
一方エステルはクラフト―――旋風輪を放って自分とマリーニャが受け止めた敵達を吹っ飛ばし
「バリハルトよ!我等にちか………」
「させないっての!」
「ガッ!?」
後方で魔術の詠唱を再び始めた神官にはマリーニャが懐から出した短剣を投擲して詠唱を妨害した!
「邪教徒に正しき道を!」
「我が神が正しい事の教えを邪教徒に!」
エステルに吹っ飛ばされた騎士達はそれぞれ盲目的に叫びながらエステルとマリーニャに襲い掛かった!
「お生憎様!あたしは”使徒”だから余計なお世話よ!乱れ斬り!!」
「さっきから、邪神、邪神って………いい加減にし
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