冥府の門編
リベンジマッチ
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は、首もとに刻まれたあるギルドマークを見せる。
「冥府の門十鬼門の一人として、元評議院ヤジマの抹殺の命を受けてここまで来た」
「「「「!!」」」」
見覚えのあるギルドマークとギルド名。それを聞いた雷神衆は、全員信じられないといった顔をする。
「冥府の門・・・だと?」
「まさかこいつら・・・現評議院だけでなく、元評議院も標的なのか?一体・・・何の目的で・・・」
なぜ彼が冥府の門に所属しているのか、そんな疑問を吹き飛ばす疑問が目の前に現れている。
ノーランは近くに落ちていたナイフを拾うと、それを両刃刀へと変換する。
「冥府へ落ちな」
「よせ!!」
「ヤジマさ〜ん!!」
響き渡るビッグスローとエバーグリーンの声。それに気を向けることなく、ノーランはヤジマの首を刈り取ろうとした。しかし・・・
ドゴォン
突如空から両刃刀に雷が落ちてきて、ノーランは思わず刀とヤジマ、その両方から手を離す。
「この雷は・・・」
魔力の位置を探り当て、その方角へと向き直る。しかし、それよりも早く巨大な男の手から、雷撃が落とされた。
「やっと会えた」
凄まじい威力の雷撃を受けたにも関わらず、ダメージを受けた様子もなく平然としているノーラン。その男に攻撃を加えた男は、持っていた食材入りの袋を地面に落とす。
「道には迷っちまったが、テメェを殺すことには、迷いはねぇから」
「そりゃいい。リベンジマッチに最適だ」
仲間を傷つけられて怒るラクサスと、かつての借りを返そうとするノーラン。二人の強者が、再び火花を散らす。
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