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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第49話
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を貫き、光の道と竜を形どった衝撃波が敵を襲った!

「馬鹿な!?ガアッ!!」

自分の技が破られるのを目を見開いて驚いた敵は2人の技に命中し、大ダメージを受けた!

「フィーナ、行くよ!」

「はい、アドルさん!」

一方アドルはフィーナに呼びかけ、呼びかけられたフィーナは全身にすざましい神気と魔力を纏って強く祈った!

「今こそ全てを浄化する力をかの者に!」

「瞬け!イースの光!!」

するとアドルの足元に巨大な魔法陣が形成され、アドルが剣を天へと掲げると剣は天をも斬り裂くような巨大な光の剣となった!そしてアドルは巨大な光の剣を敵に向かって振り下ろした!



「「天翔!光翼剣!!」」



アドルとフィーナが放った協力技(コンビクラフト)―――天翔光翼剣は敵を襲った!

「オオオォォォォ―――――ッ!!」

自分に襲い掛かる巨大な光の剣を見た敵は雄たけびを上げながら剣にすざましい闇の闘気や魔力を纏わせて受け止めた!

「クッ………!俺はこんな所で倒れん!倒れる訳にはいかない!イリーナと誓った理想を叶えるまでは………!」

「理想を叶えるにも”あなた”のやり方は間違っています!………神聖なる光よ集え!我が仇なす敵に裁きを!」

「貴方をそんな風にしてしまった私を恨むのは存分に構いません!ですが、セリカ様に仇名すのなら例え貴方といえども、許しません!フェミリンスの名の元に星の力を今此処に!」

アドルとフィーナが放った巨大な光の剣を受け止めながら叫んだ敵にイリーナとエクリアは叫んだ後、Sクラフトを放った!

「これで終わりです!ハァァァァァッ!本物の陛下を返してもらいますよ、”魔王”リウイ!」

さらにシルフィアは闘気と聖気による竜巻を放った!

「ウオオオオォォォォ―――ッ!イリーナ―――――――ッ!!」

シルフィアが放った竜巻に呑み込まれた敵は雄たけびを上げた!

「神域の光柱!!」

「原罪の覚醒!!」

「聖技!グランドクロス!!」

そしてイリーナ、エクリア、シルフィアのSクラフト、そしてアドルとフィーナの巨大な光の剣が同時に命中し、そして消滅した!



「「…………………」」

「「陛下…………」」

「なんとか終わったな………」

敵の消滅を確認したイリーナとシルフィアは静かに目を閉じ、ラピスとティナは悲しそうな表情をし、リンは暗そうな表情で呟いた。すると敵が消滅した場所に封印石が現れ、さらにその先に転位陣が現れた!

「封印石………!……………」

「へ〜………この中に私達が入っていたんだ………」

「そんな事はどうでもいいでしょう?それより今までの話や先ほど戦った敵の事から解放される方は誰かわか
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