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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第48話
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ン、何故貴様ごときがシルフィアを知っているかは知らんが、答えてやろう。……光勢力が存在するからこそシルフィアは逝ったのだ!奴らの身勝手な理由―――俺達”闇夜の眷属”と共に戦ったという理由でな!奴等がいる限り、俺達に安住の地はない!俺とイリーナが目指した理想の障害となるものは滅ぼすのみ!愚かな”人間”は黙れっ!」

「………………やれやれ………”影の王”だっけ?よくもまあ、こんなふざけたリウイを再現したもんね。」

「ええ。許しがたい行為だわ。」

リウイの叫びを聞いたカーリアンは溜息を吐いた後殺気が籠った視線でリウイを睨み、ファーミシルスも頷いた後同じように殺気を籠らせた視線でリウイを見つめた。

「…………例えイリーナに赦してもらったとはいえ、私の罪はあまりにも重い………」

「エクリア姉様………」

一方エクリアは目を閉じて静かに呟き、それを聞いたイリーナは心配そうな表情で見つめた。

「………リウイ様が愛妻のイリーナを奪い、自国の民達を傷つけた私を断罪するのは当然の権利。………ですが、それは本物のリウイ様にしていただく断罪。イリーナの気持ちを忘れた偽物の貴方に断罪する資格はない!」

静かに呟いたエクリアは目を見開いて叫び、決意の表情で全身にすざましい魔力や神気を纏った!

「姉様………はいっ………!本物のリウイを返してもらいますよ………”魔王”リウイ!」

エクリアの決意を知ったイリーナは頷いた後、決意の表情で杖に魔力を込め始め

「―――リン、陛下と戦う覚悟はできた?」

「勿論です、ラピスお姉様!奴を倒して本物の陛下を解放しましょう!」

決意の表情のラピスに静かに尋ねられたリンは頷いた後、決意の表情をして武器を構え

「今こそルクセンベールの誇りを!我が忠誠を見せるとき!」

「私のすべては陛下の為に…………!」

ティファーナとシルフィアも決意の表情で武器を構え

「さーて、いっちょやりますかー。」

「誇り高き飛天魔(ラウマカール)の主と同じ姿をしてしまった罪………今、思い知らせてあげるわ!」

カーリアンとファーミシルスも武器を構えた!

「イーリュンよ、どうか私達に御加護を………!」

「アーライナ様、今こそ力をお貸しください………!」

そしてティナとペテレーネは強く祈った!

「フン、愚かな人間と闇夜の眷属の面汚しが………エクリア共々滅してやろう。出でよ、下僕共!」

戦いの構えをしたリース達を見たリウイは鼻を鳴らした後、なんと虚ろな目をしたディアーネと、黒翼の女剣士を召喚した!

「!ディアーネとラーシェナ………!」

「フン、マーリオンを召喚されるよりはマシじゃないかしら?セオビットはともかく、さすがに偽物のマーリオンを滅す
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