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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第48話
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すざましい怒気を纏った。

「ファ、ファーミシルス様?何か問題があったのですか?」

その様子に圧されたペテレーネは遠慮気味に尋ねた。

「フン、当たり前よ。下らぬ事に執着していた屑と娘に討ち取られた雑魚をこの私の(しもべ)として召喚されたなんて、私を舐めているとしか思えない態度よ。」

ペテレーネの疑問にファーミシルスは鼻を鳴らして答えた。

「ざ、雑魚って………」

「私達、苦労して倒したのに、それはないの〜!」

ファーミシルスの言葉を聞いたナユタは引き攣った笑みを浮かべ、ノイは憤った。

「悔しければもっと精進しなさい。………見た感じ、2人とも悪くはないわ。貴方達ならより高みを目指せるわ。特にナユタと言ったわね………貴方ならこのまま精進を続けたらいずれ、最低でも”達人”になれるわ。」

「えっ!?あ、ありがとうございます………?」

「今度は褒めたの!一体どういう人なの〜!?」

ファーミシルスの話を聞いたナユタは驚いた後戸惑った様子で答え、ノイは困惑した。

「それにしても…………まさか再び貴女達と共に戦える時が来るとは思いませんでした。ラピス姫、リン姫。」

「フフ、それは私達もですよ。」

「ああ。ただ、私達が転生したエステルがお前と共に戦っていたから、正確には違うかもしれんがな。」

ファーミシルスに視線を向けられたラピスは微笑み、リンは苦笑していた。

「………お2人の力、期待していますわ。…………勿論貴女もよ、シルフィア。腕は鈍っていないでしょうね?」

「………ファーミシルス殿が私の事をどこまで評価しているかは知りませんが…………なんでしたら、後で久方ぶりに手合わせをしますか?」

「あら、それはいい考えね。後で存分に確かめさせてもらうわ。…………それとリースと言ったわね?勿論、私も共に戦うから今後の戦いを期待していなさい。」

シルフィアの提案に不敵な笑みを浮かべたファーミシルスは表情を戻した後、リースを見つめて口元に笑みを浮かべて言った。

「はい。音に聞こえし”空の覇者”の力………期待させて頂きます。」

その後リース達は転位陣に乗って、転位した。



〜第七星層・???〜



「!?ここはレウィニアの王都”プレイア”…………!けど、どうして”神の墓場”に似た風景が混じっているのかしら………?」

「リウイの封印石があるのなら、てっきりミルスの王城と思ったのですが…………」

リース達が転位したその頃、転位陣から一足早く仲間達と共に転位して来たエクリアは周囲の風景を見回して驚き、イリーナは考え込んでいた。

「あら。あれってレウィニアの城じゃないの?」

その時先にある建造物に気付いたカーリアンは場所を指さ
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