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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第48話
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に消滅した!



「……………」

シルフィアとペテレーネが向かった敵―――ファーミシルスは翼を使って飛び上がった後ペテレーネに強襲した!

「!!」

それを見たペテレーネは身構え

「させぬ!!」

シルフィアがペテレーネの前に出て敵の攻撃を受け止めた!

「……………」

攻撃を防がれた敵は一端空中に戻った後魔術―――ティルワンの闇界を放った!

「行きますっ!ティルワンの死磔!!」

しかしペテレーネが放った魔術に呑み込まれ、敵はダメージを受け

「受けてみよっ!突光剣!!」

さらにシルフィアが放ったクラフトも受け、ダメージを受けた影響で地上に落とされた後、再び飛び上がろうとしたが

「参る…………貫けっ!!」

シルフィアがその隙を逃さずクラフト―――シュトルムランツァーを放ってダメージを与えると共に飛び上がるのを防ぎ

「シルフィア様、下がって下さい!」

「!!」

ペテレーネの警告を聞いたシルフィアはその場からどいた。すると!

「修行の成果をっ!ケシェスの聖炎!!まだです………!クリムゾンレイ!!」

ペテレーネは魔術とアーツによる2種類のすざましい炎を放った!ペテレーネの攻撃によって敵は全身焼け黒焦げていた!

「…………………」

そして敵はSクラフト―――暗礁電撃剣を放つ為に連接剣に暗黒の雷を溜め始めた。



「荒ぶる神の雷よ………いざ、戦場に来たれっ!!」

しかしシルフィアが放った空より呼び寄せた神の雷を戦場に駆け巡らせるクラフト―――アングリアハンマーが暗黒の雷を溜めている連接剣を通して命中してしまい、さらに自分が溜めていた雷も影響して、大ダメージを与えて麻痺させた!

「………行きますっ!」

その時長い詠唱を始めていたペテレーネの詠唱が終わり、なんと大魔術を放った!

「絶望の深遠に揺蕩う冥王の玉鉾………現世(うつしよ)の導を照らすは赤誠の涓滴…………!」

ペテレーネが詠唱を終えると敵の足元に妖しげな魔法陣が現れ、さらに頭上には巨大な何かの液体が現れ

「グローディハーム!!」

液体は敵の頭上から落下し、敵の身体全てを溶かし始めた!ペテレーネが使える大魔術の一つにしてSクラフト――――グローディハームを受けた敵はなんとグリモアに変身し

「散るがいいっ!!」

元の姿に戻ったグリモアをシルフィアが一刀両断して滅した!

「やりましたね、シルフィア様!フフ………それにしてもさすがです。偽物とはいえ、苦も無くファーミシルス様を倒すなんて………」

「貴女の助けがあったのもそうだけど………グリモアはファーミシルス殿の強さを全然わかっていないわ。本物の彼女ならあんな単純な戦いをしな
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