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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第47話
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くれますか?」

「そんなの当然でしょ?元の場所に戻る為もあるし、今まで倒したはずの奴等が蘇っているっていう話じゃない。ちょっとは楽しめそうだから喜んで協力させてもらうわ♪」

「やはり、どれだけの時が経とうともカーリアン殿は変わらないな……………」

「え、ええ…………」

そしてイリーナの頼みに頷き、不敵な笑みを浮かべたカーリアンを見たティファーナとティナは苦笑していた。その後アドル達は現れた転位陣に乗って転位した。



〜第七星層・グレゴールの宮殿・玉座の間〜



リース達は探索の途中で襲い掛かって来た敵達を倒しながらついに終点に到着した。

「………着きました。ここが終点です。」

終点に到着したペテレーネは静かに言った。

「それにしても変わった場所だよね………」

「壁や床が真っ赤で目がおかしくなりそうなの……」

ナユタが呟いた言葉にノイは頷いた後溜息を吐いたその時、妖しげな光陣がリース達の目の前に現れた!

「やはり来ましたか………!」

「話にあった”魔神”グレゴールとやらが出て来るのか?」

それを見たリースとリンは仲間達と共に武器を構えて警戒した。そして妖しげな光陣からはなんと虚ろな目をしたファーミシルスが現れた!

「ファーミシルス大将軍…………!」

「ファーミシルス………”空の覇者”ですか。厄介な相手ですね…………」

相手を見たラピスは驚きの声を上げ、それを聞いたリースは真剣な表情で呟いた。そしてファーミシルスはその場で詠唱をした後、なんと2人の悪魔らしき敵達を召喚した!

「なっ………!”魔神”グレゴールにラダム様…………!」

「やはり話にあった魔神が出てきましたか………しかし、それにしてももう一人の相手は一体………ペテレーネさんは知っていらっしゃるようですけど何者なんですか?」

驚きの声を上げたペテレーネにリースは尋ねた。

「………カーリアン様のお父上です。あの方はファーミシルス様と違い、グレゴールに忠誠を誓っていましたのでこの宮殿で討たれたんです。…………気を付けて下さい、ラダム様は生前は武勇でかなり知られていました!」

「………なるほど。”戦妃”の親なだけはありますね………3手に分かれて確固撃破が一番いいんですが………シルフィアさん、”空の覇者”は貴女に任せてもよろしいでしょうか?この中で彼女と一人で対等に渡り合えるのは貴女ぐらいしかいませんし………」

ペテレーネの説明を聞いたリースは納得した表情で呟いた後、シルフィアを見て尋ねた。

「元よりそのつもりです。………ペテレーネ、援護を頼めるかしら?」

「お任せ下さい、シルフィア様!」

「リン、私達はあの”魔神”を討ち取るわよ。」

「は
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