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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
第47話
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イリーナに微笑まれたカーリアンは戸惑っていたがティナとティファーナに気づいて目を見開いて驚いた。

「フフ。またこうしてお会いできるとは思いもしませんでした。」

「貴女は相変わらずだな、カーリアン殿。」

「まあ、私はそう簡単には変わらないわよ………って!何で生を全うしたはずのあんた達が生きているのよ!?しかも若い姿で………!」

ティナとティファーナに微笑まれたカーリアンは答えた後、再び疑問に思っている事を思い出して叫んだ。

「それに関しては差支えなければ私が説明させて頂きます。」

「へ?ああ、誰だか知らないけどお願いするわね………って、ちょっ!?”姫将軍”っ!!しかもその恰好………!チッ!イリーナ様、下がって!!」

そしてエクリアの言葉を聞いて頷いたカーリアンはエクリアに気づいて驚いた後、舌打ちをして双剣を構えてイリーナを庇った。

「えっと………」

「ラピスさんやティファーナさん達と同じ反応だね………」

「………貴方達にはわからないだろうが、当時の”姫将軍”を知る私達としてはこれが普通の反応だ。」

その様子を見たフィーナは遠慮気味にティファーナとティナを見つめ、アドルは呟き、ティファーナは静かに答えた。そしてアドル達はカーリアンに状況を説明した。



「…………正直信じられないけど、ティナ達がこうして目の前にいる上、世界を移動してもいないのにこんな懐かしい所にいるんだから信じるしかないわね………」

事情を聞き終えたカーリアンは周りを見回して苦笑しながら答えた。

「しっかし、あんた達がいる事も驚いたけど、話に聞いた所、今探索を同時進行している別働隊にラピスとリンどころかシルフィアもいるんでしょ?既に転生し、同化したエステルも解放されているっていうのにどうなっているのよ………まあ、最も驚く事はシルフィアが転生した事だけど。」

「そうですね………あの方の最後を考えると2度と転生する事はありえませんでしたからね………」

「ああ………私も最初は本当に驚いた。」

カーリアンの話を聞いたティナは寂しそうな表情で答え、ティファーナは静かに頷いた。

「シルフィアで思い出したけど………リフィア、どんな反応だったかしら?あの娘にとってはもう一人の祖母だけど。」

「それはもう、尊敬している態度で接していますよ。シルフィア様もリフィアの事を可愛がっていて、見ているこちらとしても微笑ましいですよ?」

「あの娘が〜!?ったく、それならこの私にも同じ態度で接しなさいよね………そしたら”ちょっと”は可愛がる事を考えてあげてもよかったのに。」

イリーナの話を聞いたカーリアンは信じられない表情で叫んだ後、溜息を吐いた。

「フフ………それでカーリアン様。共に来て
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