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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(3rd篇)
7章〜英雄集結〜 第46話
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「転位陣の制御を………石碑に託しました………左の転位陣には………光の妃と共に………右の転位陣には………闇の巫女と共に…………中央の転位陣には………”神殺し”が愛した者と共に…………それぞれの道を進んで下さい………ですが………どうか気を付けて………中央の転位陣を共に進める事ができる者は………第二の”使徒”と冥界の守護霊…………そして強き”誓い”を秘めた剣の主たる貴女のみ…………一度転位陣に入ったら…………試練を潜り抜けなければ…………」

女性は最後まで言えずに消えてしまった。

「………どうやら、この”星層”は”第三星層”のように同時進行をしなければならないようですね………」

「それも条件付き………か。」

女性が消えた後リースは静かに呟き、アドルは真剣な表情で答えた。

「………光の妃はイリーナ皇妃………闇の巫女はペテレーネさん、第二の”使徒”はマリーニャさん、冥界の守護霊はリタさん、そして強き”誓い”を秘めた剣の主はエステルさんだとして、最後の”神殺し”が愛した者とはもしかして………サティアさんですか?確かエステルさんの話だと”神殺し”とサティアさんには何かの”約束”があるとか。」

「………うん。だから中央の転位陣を進めるのはサティアさんやあたし、マリーニャさん、リタのみね………まあ、あたしは6人契約しているから戦力不足はパズモ達で補うから心配しないで。」

リースに尋ねられたエステルは表情をわずかに暗くして答えた。

「庭園に戻ればかなりの人数の仲間達がいるから左右の転位陣に関しては彼らの力を借りよう。ケビンさんの看病に何名か残していってもまだ余裕はある人数だし。僕とエステル、リースさんは3手に分かれてそれぞれの試練の援護をした方がちょうどいいと思うし。」

「…………ええ。では一端拠点に戻って準備と編成をしてから進むとしましょう。」

そしてアドルの提案にリースは頷き、一端庭園に戻った後仲間達に事情を説明し、何名かをケビンの看病に残して、残りは探索のメンバーとして第七星層に連れてきて、左の転位陣にはアドル、フィーナ、イリーナ、エクリア、ティナ、ティファーナ。右の転位陣にはリース、ペテレーネ、ラピス、リン、シルフィア、ナユタ、ノイ。中央の転位陣にはエステル、サティア、マリーニャ、リタのメンバーに編成した。



「それじゃあみんな!”第七星層”の攻略を始めましょう!」

「恐らくそれぞれの終点を超えれば合流できると思う。」

「…………今までの経験上、”悪魔”達が立ちはだかるでしょう。無理をせず慎重に進んで行くことにしましょう。」

エステルとアドル、リースは仲間達を見つめて言い

「応!」

一部の者達―――イリーナとサティアを除いた一同は一斉に返事をし

(………セリ
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