7章〜英雄集結〜 第46話
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だけど。」
「い、1週間であれほどの魔術を!?」
「確かティオは暗黒、冷却、純粋、強化、後敵を惑わす………幻かな?色々な属性の魔術を使っていたよね?それは凄いな………」
「うんうん、やっぱり可愛い事は正義だね!」
「……………………」
ペテレーネの話を聞いたシェラザードとヨシュアは驚き、アネラスは嬉しそうな様子で頷いてティオを見つめ、レンは静かにティオを見つめていた。
「あら………?私が教えた時は暗黒と幻惑の魔術しか使えなかったはずなのですが………」
「………ペテレーネさんが渡してくれたさまざまな秘印術が載ってある魔術書を暇がある時に何度も読み返して練習したら、使えるようになったんです。」
首を傾げたペテレーネに見つめられたティオは静かに答えた。
「そ、それだけであれほどの種類の魔術を使えるなんて………こんなとんでもない姉弟子がいるとは思わなかったわ…………エステルのような滅茶苦茶な娘ね………」
「はあ…………(というか勝手に妹弟子を名乗られても困るんですが。)」
「ちょっとシェラ姉、それどういう意味?」
シェラザードの話を聞いたティオは戸惑った様子でシェラザードを見つめ、エステルはジト目で睨んだ。
「フフ………とにかく私もリウイ様達を見つける為に………元の世界に帰る為に協力させて頂きます。」
エステル達の相変わらずの様子に微笑んだペテレーネはリースを見て言った。
「ご協力感謝いたします。噂の”闇の聖女”の力………期待させて頂きます。」
「あ、あの。その”聖女”という呼び方はできればやめて下さいね?」
リースの言葉を聞いたペテレーネは表情を引き攣らせて言った。その後リース達はメンバーを編成し、転位陣に乗り、次の”星層”に到着した。
〜第七星層〜
「ここは一体………?空間は”第三星層”に似ていますが………」
第七星層に到着したリースは見覚えのある空間に戸惑った。
「あ、見て!」
「転位陣が3つあるな…………」
そしてエステルは何かに気付いて指を指し、アドルは真剣な表情で呟いた。その時、聞き覚えのある音が聞こえてきた!
「これは………!」
音に気付いたリースは方石を出した。すると方石は光を放ち、リース達の目の前に何度も現れた女性の亡霊が現れた!
「異邦者よ………”星杯”に連なる者よ………聞こえますか…………?」
「………はい。聞こえます。」
女性の言葉にリースは頷いた。
「これより先は………3つ子にして時の回廊………同時に進まなければ………さらなる深淵へと続く”邂逅の宮殿”に辿り着くことは………叶わないでしょう………」
女性が呟くと近くにあった石碑が光を放った!
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