7章〜英雄集結〜 第46話
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後、目の前にいるリース達に気付いて呆けた声を出した。
「えへへ………こんにちは、聖女様!」
「………この方がかの”闇の聖女”………」
エステルは笑顔で声をかけ、リースは驚きの表情で見つめていた。
「うふふ、無事でよかったわ、ママ♪」
「ええ………本当に………」
「え??レンはともかくどうしてミレティア領に居るはずのプリネが………………えっ!?ティ、ティナさん!?」
レンとプリネに気づいたペテレーネが不思議そうな表情をした後、ティナに気付いて目を見開いて驚いた。
「お久しぶりです、ペテレーネさん。」
「フフ、私達もいるわよ?」
「久しいな、ペテレーネ。」
「ああ。またこうしてお前と邂逅できるとは思わなかった。」
「ラピス様にリン様、それにティファーナ様まで………一体何が………?………なっ!?な、何故貴女がいらっしゃっているのですか………!?シルフィア様………!」
ティナ、ラピス、リン、ティファーナに微笑まれたペテレーネは戸惑い首を傾げた後、シルフィアに気付いて信じられない表情をした。
「フフ、それを今から説明するわ、ペテレーネ。」
ペテレーネに見つめられたシルフィアは苦笑しながら答えた。その後リース達はペテレーネに事情を説明し、初対面の者達は自己紹介をし合った。
「………そんな事が…………俄かには信じられませんが、この空間や既にこの世を去った方々がこうして目の前にいらっしゃるのですから、信じる他ありませんね………」
事情を聞き終えたペテレーネは信じられない表情をした後苦笑した。
「フフ、最初は私も驚いたわ。目が覚めたらティナ達が目の前にいるんですもの。」
イリーナはペテレーネの意見に頷くように苦笑しながら答えた。
「ペテレーネさん。遅くなりましたが”神格位”に到り、おめでとうございます。」
「私からも祝福するわ。………最初エステル殿達から話を聞いて信じられない思いだったわ。あれほど陛下を慕っている貴女が到る事ができるかどうかもわからない”神格位”に到る為の修行に出るなんて。」
「ティナさん………シルフィア様………はい、ありがとうございます。………ティナさん、リウイ様の手紙で知りましたが私がいない間、私に代わってリウイ様のお世話をして本当に頂きありがとうございます。」
ティナとシルフィアの言葉を聞いたペテレーネは会釈をした後、優しい微笑みを浮かべてティナを見つめた。
「そんな…………他の皆さんと比べたら私が出来る事はそれぐらいしかありませんし………」
「あら、そんな事はないわ。イリーナ様を亡くされた当時の陛下にとって貴女やペテレーネの存在が何よりも心の支えだったと思うわよ?」
「ああ。それぞれの領の
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