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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第225話
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落としているクレア大尉にリィンは優しげな微笑みを浮かべて答えた。



「リィンさん………………その、先程の話とは別に”私自身のお願い”もあるのですが、よろしいでしょうか?」

「”クレア大尉自身”の、ですか?えっと……とりあえず話を聞きますので、話してもらっも構わないでしょうか?」

「―――わかりました。ですがその前に…………」

リィンの答えを聞いたクレア大尉は教室の灯を消し、更に教室の扉の鍵を内側からかけた。



「え。クレア大尉、一体何を―――――」

「…………………」

クレア大尉の行動にリィンが戸惑ったその時リィンに近づいたクレア大尉がリィンの目の前で服を脱ぎ始めた。

「!!??な、なななななななっ!?」

(うふふ、やっぱりこうなったわね♪それじゃいつものように邪魔者が入らないようにしないとね♪)

クレア大尉の行為にリィンが慌てている中ベルフェゴールは結界を展開し、そして下着姿になったクレア大尉は一括りにして縛っていた髪留めを外して髪を下ろした状態でリィンに抱き付いた。



「リィンさん…………今私を抱いて私にリィンさんの子供を孕ませて下さい……それが”私自身のお願い”です。今日は危険日ですから今日、中に出せば高確率でリィンさんの赤ちゃんを孕むと思います。」

「ええっ!?そ、その……どうしてそんなとんでもない事を……?というかシュバルツァー家の跡も継いでいない俺に子供なんてまだ早いと思うのですが……」

「私が産んだリィンさんとの間にできた子供は私が育てますのでその点は心配しないで下さい。……………私は怖いんです……弟を失った時のようにまた行き場を失う事が…………閣下に”不要”と判断されて捨てられ、鉄道憲兵隊の今後も危うい私にとっての唯一の支えは私の初恋の相手であり、”全てを捧げた”私が心から愛しているリィンさんだけなんです……」

「あ…………その、俺がトールズ士官学院を退学した際アリサやクレア大尉達とも籍を入れなければならない事は知っていますよね?それに俺はクレア大尉を捨てるつもりなんて事は絶対にしません。」

身体を震わせながら語ったクレア大尉の本音を知ったリィンは辛そうな表情をした後静かな表情で答えた。



「リィンさんがそんな酷い事をするような方でない事はわかっています!それでも…………私がリィンさんに愛され、求められているという”証”が欲しいんです……!だから――――んんっ!?ちゅ……れる……ふぁ……」

辛そうな表情で語り続けたクレア大尉の唇をリィンは舌を絡めるほどの深い口付けで制止してクレア大尉を優しく抱きしめた。

「リィンさん……」

「……それ以上は言わなくていい。――――”クレア”、本当にいいんだな?」

「は
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