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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第225話
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ほとんど断っていましたから、クラスメイトの人達からは付き合いの悪いつまらない女子生徒だと思われていたでしょうね。」

「ちなみにクレア大尉を遊びに誘った生徒は女子生徒ばかりだったんですか?」

「いえ、男子生徒もいました。……今思い返してみますと私を誘った生徒は男子が多かったような気がしますね……しかもその中には貴族生徒もいましたね……」

リィンの質問を聞いたクレア大尉はかつての出来事を思い返した。



「ハハ、やっぱり男子の方が多かったですか。」

「?リィンさんは理由がわかるのですか?」

自分では不思議に思っている事をリィンが理解している事にクレア大尉は不思議そうな表情で尋ねた。

「ええ。これはあくまで俺の想像ですけど、男子生徒達はクレア大尉と男女の間柄になりたい為にクレア大尉を誘ったのではないでしょうか?」

「………………え。」

リィンの答えを聞いたクレア大尉は固まった後我に返ると呆けた声を出し

(……理解不能です。何故こういう時に限ってマスターは恋愛方面に鋭くなるのでしょう?)

(そうですよね……リィン様が御自身に向けられる女性達の感情に鋭かったら、お父様のようにもう少し上手く立ち回れる気がするのですが……)

(ふふふ、全く持ってその通りですね。)

(そこが鈍感男の不思議な所よね♪)

(フフ、でも鈍感な所もまたリィンらしい所だから私は変わらない方がいい気もするけどね。)

リィンの鋭さを知ってジト目になったアルティナの念話を聞いたメサイアは疲れた表情で頷き、静かな笑みを浮かべるリザイラと共にからかいの表情になっているベルフェゴールの意見を聞いたアイドスは苦笑していた。



「あ、あのリィンさん。何故そう思ったのか理由を尋ねてもよろしいでしょうか?」

「ええ、いいですよ。と言っても理由は到って単純――――クレア大尉が美人だからですよ。」

「!!!!???」

リィンの答えを聞いたクレア大尉は顔を真っ赤にして混乱し

「大人の今で凄い美人なんですから、学生時代も美人だったに違いありません。普通の男子ならクレア大尉みたいな美人の女子生徒に見惚れると思いますよ?」

「〜〜〜〜〜〜っ!!そ、その……もし私が学生だったら、リィンさんも学生の私に見惚れていたのですか?」

リィンの説明を湯気が出る程顔を真っ赤にして聞いていたクレア大尉は顔を俯かせて尋ねた。



「ええ、勿論俺も見惚れていたと思いますよ。クレア大尉と最初に出会った”ルナリア自然公園”の時も、凄く綺麗な人だなって思っていましたし。」

「〜〜〜〜〜〜っ!!わ、わかりました!わかりましたから、もうこれ以上言わないで下さい!」

「ハ、ハア……?」

顔を真っ
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