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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第223話
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クラッカーを鳴らした!
〜トールズ士官学院〜
「おかえりなさい!」
「こ、これは一体……!?」
多くの生徒達に迎えられたリィンは驚きの表情をし
「えへへ……実はエリゼちゃんの”試練”が終わった後、私が学院のみんなにクロウ君達の事を連絡して、プリネちゃん達やクロウ君も戻って来てようやく”トールズ士官学院”が全員揃ったから、その記念のパーティーの準備をしてもらっていたんだ♪」
トワは無邪気な笑顔を浮かべてリィン達の説明した。
「ええっ!?い、何時の間にそんな手配を……!?」
「フッ、私達にも黙っているなんて水臭いじゃないか♪」
「ハハ、僕達にとってはサプライズパーティーになったね。」
トワの説明を聞いたエリオットは驚き、アンゼリカは口元に笑みを浮かべ、ジョルジュは微笑ましそうに見守っていた。
「えへへ……みんなを驚かせたくて黙っていたんだ。―――――クロウ君。トリスタに2度と戻るつもりはないなんて、アンちゃんの言う通り凄くバカな考えをしているよ。学院のみんなはクロウ君の帰りをずっと待っていたんだから!これを見たらわかるでしょう?」
「―――会長の言う通りだな、クロウ。俺達や会長達だけでなく、学院のみんながお前の帰りを待っていたんだ。だからこそお前を助ける為に学院のみんなも、お前の”減刑”をする為に署名してくれたんだ。」
「…………ああ………………本当に自分が馬鹿だったと、改めて思い知らされたぜ………」
「フフ………」
トワとリィンの言葉を聞き、自分が戻って来た事に心から歓迎している士官学院の生徒達を見て顔を俯かせて涙を流しているクロウをクロチルダは微笑ましそうに見守っていた。
「勿論、クロウだけでなくプリネ達の帰りもみんな、待っていたのよ?」
「はい!ツーヤお姉様達も”トールズ士官学院”の一員なのですから!」
「…………皆さん………はい……!」
「改めてよろしくお願いします……!」
「……………………」
アリサとセレーネの言葉を聞いた涙を流したプリネは涙をぬぐった後ツーヤと共に微笑み、エヴリーヌは呆けた表情で状況を見守り
「フッ、どうやら俺達はトールズの者達を完全に見誤っていたようだな。」
レーヴェは静かな笑みを浮かべて呟いた。
「―――ふふ。これでようやく”トールズ魂”を1つにする事ができたな。」
するとその時ヴァンダイク学院長がリィン達に近づいてきた。
「ヴァンダイク学院長……」
「その……お久しぶりです。」
ヴァンダイク学院長の登場にプリネが呆けている中、ツーヤは静かな表情で会釈した。
「うむ、プリネ君達も壮健そうで何よりじゃ。君
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