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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第223話
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(フフ、前向きに考えておきます。)

アルフィンの提案にエリスが慌てている中、エリゼは苦笑しながら答え

「???」

エリス達の様子に気付いたリィンは不思議そうな表情で首を傾げていた。



「フフ、私にとってもここは懐かしいわね。」

「……そう言えばアンタ、この町のラジオ局でも働いていたのだったわね。」

懐かしそうな様子でいるクロチルダの言葉を聞いたセリーヌは呆れた表情でクロチルダを見つめていた。



「最初に聞いた時は驚いたな……まさかあの”蒼の歌姫(ディーバ)”がラジオのパーソナリティをやっていたなんて……」

「ううっ、こんな事ならもっと頻繁に”アーベントタイム”を聞いておくべきだったよ……」

マキアスとエリオットはそれぞれ疲れた表情で呟き

「フフッ、お望みなら全部終わって落ち着いた後また”アーベントタイム”に復帰しましょうか?ベルフェゴールの”使徒”になったお蔭で自由は約束してもらえるって話になったし。」

ウインクをしたクロチルダの言葉を聞いたその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ

「ったく、本当に自分がやった事に反省しているのか怪しくなって来たぞ。」

「彼女の能力を知る身とすれば、正直勘弁してほしいです。」

「じょ、冗談よね、姉さん……?」

トヴァルとクレア大尉がそれぞれ疲れた表情をしている中、エマは大量の冷や汗をかきながらクロチルダを見つめた。



「フフッ、どっちだと思うかしら?」

「………………」

「お前が言うと洒落になんねーんだよ。それにしても………また帰って来る羽目になるとはな。もうここに帰って来るつもりはなかったんだが……」

クロチルダの答えにエマが固まっている中、クロウは呆れた表情で溜息を吐いた後複雑そうな表情でトリスタを見つめていた。



「クロウ……」

「やれやれ……そんな馬鹿な事を考えていたのかい。」

「クロウ君…………え、えっと、そうだ!今から学院に行かない?クロウ君にもだけど、プリネちゃん達にも見せたいものがあるんだ!」

クロウの言葉を聞いたジョルジュは複雑そうな表情をし、アンゼリカは呆れた表情で溜息を吐き、複雑そうな表情をしていたトワは気を取り直して提案をした。



「トワ会長?」

「え……クロウさんだけでなく、私達にもですか?」

「一体何なのでしょうか?」

トワの突然の提案にリィンやプリネ、ツーヤはそれぞれ不思議そうな表情で首を傾げ

「えへへ、とにかく行ったらわかるから、行こう!」

トワは笑顔で答えを誤魔化した。その後リィン達はトールズ士官学院に向かい、学院に到着するとリィン達を待ち構えていたかのように多くの生徒達が
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