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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第222話
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か寝取り属性もあるじゃねえか!お前はエレボニア……いや、世界中の綺麗所を全部喰う気なのか!?このリア充野郎が―――――ッ!」

クロウは悔しそうな表情で咆哮を上げたが

「でもクロウだけはリィン君に文句を言えない立場だよね?リィン君のそう言う所のお蔭で僕達と共にいられるんだから。」

「グッ……!」

苦笑しているジョルジュに指摘されると嫌そうな表情で唸り声を上げた。



「アハハ、”結社”の”蛇の使徒”まで惚れさせるとかリィン、どんどん見境がなくなってきているよね〜。」

「阿呆が……何故毎回痛い目に遭っている癖に全く反省しないのだ………?」

「フフ、反省はしていると思うが、止める事は無理だろうな。」

「ったく、本当に”天然”って厄介よね……」

「あの性格をどうにかしないと、これからも被害者が増え続けるでしょうね。」

(フフ、既に私もその一人である事は黙っておいたほうがよさそうね。)

ミリアムは無邪気な笑顔を浮かべ、呆れているユーシスの疑問に対してガイウスは苦笑しながら答え、疲れた表情で頭を抱えたサラ教官にラウラは真剣な表情で指摘し、ラウラの言葉を聞いたゲルドは苦笑していた。



「ハッハッハッハッ!さすがは我が義弟(おとうと)!まだ17歳なのに酒池肉林を体現するなんて、本当に羨ましいよ♪下手をすればあのヴァイスすらも超えているかもしれないね♪」

「ハア……あの子に惚れた女性って、どうしてみんなそんなアッサリと自分の純潔を捧げる事ができるのよ……あの子に惚れたら貞操概念も破壊されるのかしら?」

(フフ、その内エマと一緒に奉仕をしたり、抱かれるのもいいかもしれないわね♪)

オリヴァルト皇子が声を上げて笑っている中セリーヌは疲れた表情で溜息を吐き、クロチルダは今後のリィンとの情事を思い浮かべていた。



こうして……”蒼の深淵”ヴィータ・クロチルダはベルフェゴールの”使徒”になった。



その後リウイ達に許可をもらう為にリフィア達と一端別れたリィン達はトリスタへと帰還した。
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