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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第222話
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「むう〜……!やっぱり、リィン君って、大きな胸の女の人が好きなんじゃないの!?」

「お兄様……お兄様は後何人増やせば気がすむのですか……?」

「うふふ、また増えた事を後で女神様に報告しなければなりませんね、あなた♪」

「あわわわわわわわわわっ!?というか何でみんなクロチルダさんの事を知っているんだ!?」

自分と深い関係であるアリサ達から一斉に見つめられたリィンは慌て始めた。



「ああ、それは私がエマ達に教えたのよ♪私もリィン君のハーレムの一員になったからよろしくってね♪」

「…………………」

ウインクをしたクロチルダの答えを聞いたリィンは石化したかのように固まったが

「エリオット、マキアス!悪いとは思うけどまたエリゼ達と一緒にリィンとの手合せをするからリィンを郊外まで連行して!」

「うん、いいよ!」

「了解だ!―――それとできれば僕達も君達と一緒にリィンとの”手合せ”をしてもいいか!?」

「ええ、構いませんよ。」

「エリオット!?マキアス!?何で二人まで加わるんだ!?」

エリオットとマキアスまでもが加わった事に信じられない表情で声を上げて自分の両腕を掴む二人に指摘した。



「リィン……僕は別にリィンが多くの女性と結婚しても他人事だから気にしなかったけど、さすがにその結婚する相手の一人がクロチルダさんだと話が別だよ!」

「”蒼の歌姫(ディーバ)”であるクロチルダさんは僕達にとっては憧れの存在だったんだぞ!?なのにアルフィン殿下を始めとした多くの女性達とうらやまけしからん関係になっている君がクロチルダさんとまでうらやまけしからん関係になるどころか結婚までするなんて、余りにも酷い話じゃないか!僕とエリオットがクロチルダさんのファン達の代表として、君にファン達の怒りの鉄槌を与えるから覚悟しろ!」

「…………………………」

エリオットとマキアスが歌姫でもあるクロチルダの熱烈なファンである事を思い出したリィンは大量の冷や汗をかいた後、諦めた状態で連行され、アリサ達はその後を追って行った。



「フフ、どうやらあの様子だとトワの怒りの代わりの私の拳も必要のようだね♪」

「……私も滅茶苦茶腹が立ってきたから加わってくる。」

アリサ達の後を追うようにアンゼリカとフィーもアリサ達の後を追い

「あ、あの野郎……!俺がいない間にあんなにも綺麗所を増やしていた挙句”氷の乙女(アイスメイデン)”どころかスカーレットまでも自分のハーレムメンバーにしていただと……!?畜生―――――ッ!何でお前ばっかりそんなにモテるんだよ!?しかも鉄血の忠臣だった”氷の乙女”だけに飽き足らず俺の仲間だったスカーレットとヴィータとまでヤって、自分のハーレムにすると
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