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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第222話
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しても助かる。」
「まあ……あんなに熱いアプローチを何度もしてあげたのに、そんな答えを口にするなんて酷い男ね。―――でも、今となってはどうでもいいわ。今の私は彼のハーレムの一員だしね♪」
エヴリーヌに指摘した後静かな笑みを浮かべて答えたレーヴェの言葉に目を丸くしたクロチルダはすぐに気を取り直し、ウインクをした。
「…………クロチルダさん、念の為に一つだけ確認しておきたい事があるのですがよろしいですか?」
その時呆けた表情で黙り込んでいたエリゼは背後に魔力によって発生した電撃をバチバチと迸らせると共に周囲の空気を震わせる程の膨大な闘気と威圧を纏って微笑みながらクロチルダを見つめ
「ヒッ!?」
「ぬおっ!?」
エリゼの様子に気付いたエヴリーヌとリフィアは悲鳴を上げた後表情を青褪めさせて身体を震わせ始めた。
「何かしら?」
「……クロチルダさんが懸想している男性と言うのは兄様ですか?」
「ええ♪それとエリゼ、昨日はリィン君にあんな罰を与えてくれてありがとう♪お蔭でとても情熱的で素敵な初体験になったわ♪」
「!!!!??い、一体何を……!?―――――!!ま、まさかあの後貴女が兄様の部屋に……!?」
クロチルダの答えに混乱したエリゼだったがすぐに心当たりを思い出し、身体を震わせると共に全身に膨大な闘気や魔力をさらけ出しながらクロチルダを見つめて問いかけた。
「ええ、グリアノス越しで状況を見て、貴女がリィン君と情熱的な愛し合いを終えて部屋を去った後にリィン君に今までのお詫びや助けてくれたお礼も込めて奉仕をした後、リィン君の手錠を外してあげた後リィン君と何度も愛し合ったわ♪」
「…………………………リフィア。急用ができたから少しの間休憩時間を取るわね。」
「ヒッ!?こ、こっちを見ないで……!」
「ぬおっ!?わ、わわわわ、わかった!お主の気が済むまで休憩するがよい!というか昨日リィンがお主の試練を乗り越えた時点でお主は”紅き翼”の所属になったから、目的を果たすまで戻って来なくてよいぞ!」
エリゼに視線を向けられ、エヴリーヌと共に恐怖に震えていたリフィアはエリゼに退室を促し
「――失礼します。」
そしてリフィアから許可を貰ったエリゼは部屋を出た。
「フフッ……それで私の頼みは聞いてもらえるかしら?」
「―――私達がお父様達を説得するので安心してください。”福音計画”の際レーヴェが”教授”との決戦の際に私達に寝返ったように、オズボーン元宰相との決戦に貴女も協力するのですから、説得できると思います。」
「ありがとう♪さすがはレオンが選んだ元私の好敵手ね♪―――それじゃ、私も失礼するわね。」
「フッ、まさか”蒼の深淵”すらも惹きつける
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