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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第221話
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せ私は君の”肉奴隷”だものね♪」
「…………(理性が飛んでいたとはいえ何で俺、あんな事を言ったんだ……?)」
クロチルダにウインクをされたリィンはクロチルダとの”行為”での出来事を思い出し、大量の冷や汗をかいていた。
「――――そうだ。リィン君、もしよければ私の子守歌を聞きながら眠ってみる?”蒼の
歌姫
(
ディーバ
)
”である私の膝枕で私の子守歌を聞きながら眠るなんて、私のファンが聞いたら発狂するくらい羨ましすぎる出来事よ?」
「え、えっと…………そ、それはそうなのですが…………大丈夫ですよね?」
クロチルダの提案を聞いたリィンはクロチルダが得意としている魔術が”子守唄”である事を思い出し、言葉を濁しながら問いかけた。
「フフッ、命の恩人で心から愛している君に”子守唄”を歌って操ろうなんてそんな恩知らずで女として最低な真似はしないわよ。小さい頃のエマにも歌って上げた子守歌だから安心して。―――ほら、こっちに頭を乗せて寝転んで。」
クロチルダはベッドで正座をした後リィンに膝枕を誘った。
「わ、わかりました。―――失礼します。」
「それじゃあ始めるわね?―――――♪」
(綺麗な歌声だな……あのゲルドとも良い勝負をしているかもな…………さすがに今日は疲れたな………眠気が………………)
そしてリィンはクロチルダに膝枕をされた状態でクロチルダの純粋な子守歌を心地よさを感じながら眠り始めた。
「フフッ、まだ最初の方しか歌っていないのにもう眠るなんてよほど疲れていたのね………………」
リィンの頭を優しく撫でながらクロチルダは優しげな微笑みを浮かべてリィンの眠り顔を見つめていた。
「(全てが終わった後、私はどうなるのかしら……?少なくても監視があるとは言え、ある程度の自由は許された状態で刑期を過ごす事になるけど…………好きな時にリィン君に会うのは難しいでしょうね……それにさっきのセックスで恐らく宿ったと思う私とリィン君の子供は一体どうなるのかしら……?)フフッ、これも私の”罰”なのかしら……ごめんね、こんな私が貴方のママで…………」
ふと自分の将来を考えて不安に感じたクロチルダは寂しげな笑みを浮かべた後涙を流しながら自分のお腹を撫でていた。
「―――ちょっといいかしら?」
するとその時ベルフェゴールがクロチルダの目の前に現れた。
「貴女は……確かリィン君と契約している異世界の”七大罪”の”魔王”の一柱――――”怠惰”のベルフェゴール。」
「うふふ、自己紹介は必要ないようね。――――”蒼の深淵”ヴィータ・クロチルダ。その様子だと決戦を終えた後の自分の将来に不安を感じているようね?そんな貴女に良い話があるんだけど、ちょっと私の話を聞いてもらえる
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