暁 〜小説投稿サイト〜
八十稲羽影祓師
影祓いの依頼
[3/4]

[1] [9] 最後 最初
る力が備わっている

おもちゃや文房具でさえ封札師にとっては十分武器になる

「でもシャドウワーカーって重火器ぶっ放してるんじゃないでしたっけ?」

七代の疑問に対して伊佐地は

「……どうしても火器刀剣の類いが必要になればだいだらぼっちという店に行くといい、その店は一応日本OXASの協力の話を通している…武器屋だ」

と言った

「武器屋!?」

七代は驚く
当然だ、アメリカならともかく日本で武器屋なんて明らかに違法だ

「一応骨董品屋という形にしていたっけな…まぁ、深く気にしないでくれ」

「はぁ」

自動車はその間もどんどん進みようやく目的の建物が見えてきた

「あ、そこにガソリンスタンドがあるみたいです」

「ようやくか!」

「……あ」

「……」

「止まったようじゃな」

残念ながらガソリンスタンドの看板が見えたところで自動車は停止してしまった

「俺がガソリン買ってきますよ、伊佐地さんは自動車のことお願いします」

「悪いな、頼んだ」































「君、高校生?」

「え、あー…はい、転校することになったんですよ」

少し歳をとったの店員にガソリン携行缶を持ってきてもらっている間に若い男の店員に七代は話しかけられた

「君もか!さっきも1人そういう子がいたんだよ!」

「それは珍しいですね」

七代も驚いた、まさかこんな田舎に同時に2人も転校生が来ることになるなんて滅多にないことだろう

「あ、そういえばうちバイト募集してるんだけどどうかな?」

「あ、えっと」

「都会からくると何にもなくてびっくりするでしょ、実際退屈すると思うよ、バイトでもしないと」

「あぁ」

「っま考えといてよ」

と言うと若い店員は手を差し出してくる

「はい」

その手をとり握手をすると別の店員がガソリン携行缶を持ってきてくれたようだ

「おっと、仕事しないと…じゃ!」

あわてて若い店員は去って行った



































「お待たせしました…」

「おう、悪いな」

給油をして再び自動車は動き出す

「どうした主様よ、体調が悪そうだぞ?」

ガソリンスタンドから戻ってきてから体調の悪そうな七代を白が心配したように声をかける

「さすがに疲れたかな…」




自動車は八十稲羽商店街を通り辰姫神社へ着いた

伊佐地に案内され家へ着く

「ここの家だ…家事とかは自
[1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ