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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第216話
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…!」
「馬鹿な!”騎神”だと!?」
「白い”騎神”…………」
「あ、ありえない……”白の騎神”なんてそもそも存在していないわよ!?」
「それ以前にエリゼさんは”
起動者
(
ライザー
)
”ではありませんよ!?」
ヴァイスリッターの登場にマキアスは声をあげ、ラウラは目を見開き、ユーシスは驚きの表情で声をあげ、ガイウスは呆けた表情で呟き、セリーヌとエマは信じられない表情で声を上げた。
「!!あの白い人形兵器は報告にあったガレリア要塞を消滅させた機体……!」
「ええっ!?」
「何ですって!?」
「って事は”結社”の人形兵器か!」
「ど、どどどど、どうなっているの〜!?」
ヴァイスリッターを見て血相を変えたクレア大尉の言葉を聞いたアルフィンとサラ教官は驚き、トヴァルは厳しい表情で声をあげ、ミリアムは混乱した。
「お、おいおい……あの機体は確かクロスベルの……」
「”神機”アイオーン!どうして貴女が”神機”を……!いえ、私の知る限り”神機”は”騎神”のように意志はなく、ましてや”神機”の”
起動者
(
ライザー
)
”なんていないわよ!?」
クロウは目を丸くしてヴァイスリッターを見つめ、クロチルダは信じられない表情で声を上げた。
「あら、”パテル=マテル”だって喋る事は無理だけど自我を持っているわ。”パテル=マテル”を元に開発した”神機”なら意志があってもおかしくないし、結社ご自慢の技術力ならありえるんじゃないかしら?」
「…………確かにあの男を始めとした”十三工房”の技術力なら可能かもしれないけど、さすがに”起動者”の有無の設定をできるはずが―――」
レンの指摘にクロチルダは複雑そうな表情をしたが、ある事に気付くとすぐに自分の推測を否定したが
「その辺りは”零の至宝”の仕業ではないのか。」
「!!嘘でしょう!?どうして別次元の”零の至宝”がそんな事を……!?というかそもそもアイオーンを一体どこで手に入れたのよ!?」
レーヴェの指摘を聞いて全てを察し、信じられない表情で声を上げた。
「……声が聞こえたのです。オルキスタワーで自身の身の危険を悟った”蛇の使徒”―――ノバルティスがオルディーネを呼び出した際に、ディーター・クロイスが魔導の力で操縦していた”神機”から。」
「何だって!?」
「ええっ!?ディ、ディーター・クロイスって、クロスベルの!?」
「”試練”を乗り越えた”
起動者
(
ライザー
)
”が”選ばれた”時の状況と似ているわね……」
エリゼの話を聞いたリィンとアリサは驚き、セリーヌは目を細め
「姉さん、もしかして姉さんは”騎神”の設計もわかっていて、その設計を”結社”に教えたの………?」
「貴女も知っ
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