4つ目の作戦 本当の自分
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夜未「…普通の異能者なら即死するほどの威力です…なぜ死なないのですか?」
夜未からの質問をにこにこ笑って答える
「先程申し上げましたよね?慣れてるって…そして今の攻撃が本気なら…君に勝ち目はありませんよ?奥の手でも出したら?僕を倒せるぐらいの」
すると夜未が深呼吸してから話始める
夜未「わかりました…生半可な力じゃ貴方に勝てない、そして私の異能最大限の発揮すれば貴方を倒すことが出来る…出来れば使いたくなかったですが…行きますよ」
夜未は片腕を上に挙げこちらには聞こえないくらいの声で何かを呟く
片腕を上に挙げると光の盾のような物が出現する、光の盾はさらに周りが見えなくなるほどの光を放ちしばらくしてから『周りの光を消した』
周りから背景が消え、見えるのは前にいる夜未とさっきまで光を放っていた盾だけである
夜未「ここは私の世界…まぁ…私の異能が最大限の発揮できる私の固有結界だとでも思っておいてください、白銅鏡を使うのは本当に不本意なのですが…この先、貴方と言う異能者が邪魔になるはずです、まだ弱いうちに消させていただきます」
夜未が話終える…すると少しずつ夜未の姿が見えなくなっていく
やがて完全に見えなると急に後ろから何らかの攻撃がくる
振り返って見るが何も見えず、次は横から、次は正面からとどんどん攻撃が盛んになってくる
唯一見えるのは暗闇の中に見える星のように光無数の光だけであり夜未の笑い声が聞こえるものの夜未の姿は見えず一方的に攻撃される
夜未「どうしました?さっきまでの威勢はどうしました?私の奥の手であるこの結界の前では無力なんですか?」
「いや…こんなとき、たまさんやなぎくんならどうするかなーって考えてた…そして答えを見つけた」
夜未「答え?もしかしてこの結界の弱点ですか?そんなものありませんよ?」
「そうか…じゃ、試してみよう」
自分の勘を信じ前方に跳躍し思いっきり踵落とした
すると当たった手応えがあり、足に力を入れて思いっきり床に叩きつけた
そしてすかさずそれを踏みつける、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も…
踏みつけていると地面に倒れ踏みつけられている夜未の姿が見えてきた
しかし踏むのはやめない、徹底的にさっき食らった攻撃の分全てを返すかのように容赦なく踏みつける
あまりの激痛に意識が飛んだのか結界が解かれる眩しい光が周りを照らす
「答えは結界の弱点ではありません…たまさんやなぎくんならではなく、僕自身ならどうするかって言う答えが出たからこうして勝利したのですよ…ん?聞いてないか」
夜未を踏みつけるのをやめ、見えなかった陽日の方を向きニッコリ笑って
「可愛い妹様はこのように脱落なさいました〜、さぁ、陽日ちゃ
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